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EVや電気機器向けの難燃性準固体リチウムイオン電池を開発――安全でエネルギー効率が高く、寿命も向上 同志社大
同志社大学は2025年1月13日、同大学の研究チームが電気自動車(EV)や電気機器向けに、固体電解質と液体電解質を使用した難燃性の準固体リチウムイオン電池を開発したと発表した。従来のリチウムイオン電池よりも安全で、イオン…詳細を見る -
電気熱量効果を利用した柔軟な小型冷却ポンプを開発、ウェアラブルデバイス用途に最適
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は2025年1月6日、同大学の研究チームが、折り曲げられる薄膜の層を用いて熱を継続的に排出する、小型冷却装置を開発したと発表した。作製したプロトタイプでは、周囲温度が約9℃(…詳細を見る -
200サイクルの充放電後に81%の容量を保持するナトリウム硫黄電池
中国の福建師範大学の研究チームは、2024年12月31日付の『Energy Materials and Devices』誌で、新方式のナトリウム硫黄(Na-S)電池を発表した。この電池は、200回の充放電サイクルを経た後…詳細を見る -
イギリス、核融合炉材に適した耐熱鋼を製造し、建設コストを削減
イギリス原子力公社(UKAEA)が推進し、核融合炉に適した先進耐熱鋼の開発を目指しているNEURONE共同研究プロジェクトチームが、7トン電気アーク炉(EAF)を用いて低放射化フェライト系マルテンサイト(RAFM)鋼を実…詳細を見る -
有機太陽電池の宇宙放射線に対する優れた耐久性と回復力
米ミシガン大学の研究チームは、有機太陽電池が宇宙放射線に対して優れた耐久性と回復力を示すことを発見した。同研究成果は2025年1月9日、「Joule」誌に掲載された。 有機太陽電池は軽量で柔軟、安価という利点を持ち…詳細を見る -
巨大地震と津波発生の解明に――超深度掘削で東北地方太平洋沖地震を調査
米コーネル大学を中心とする国際研究グループは、2011年東北地方太平洋沖地震で生じたプレート境界断層を調査する掘削プロジェクトを完了した。地球深部探査船「ちきゅう」を用いて、水深7kmの海底から約1kmの地点まで掘削し、…詳細を見る -
プラズマビームの挙動を解析して宇宙ロケット用電動スラスターの性能を高める研究
米ヴァージニア大学、南カリフォルニア大学の研究者らは、2025年1月2日、プラズマビーム内の電子の運動挙動に関する新たな知見を発表した。これは、将来の宇宙ミッションにとって重要な技術である、電気推進(EP)スラスターの改…詳細を見る -
ペロブスカイトタンデム型太陽電池で効率33.84%を達成 中国JinkoSolar
太陽電池モジュールメーカーである中国のJinkoSolarは、2025年1月6日、トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト(N型TOPCon)ベースのペロブスカイトタンデム型太陽電池の開発で、重要なブレークスルーを達成し…詳細を見る -
金の鉱脈の形成過程を解明――金と硫黄の錯体が関与
米ミシガン大学を中心とした共同研究チームが、金鉱床の形成過程を明らかにする新しい熱力学的モデルを開発した。硫黄を含む流体がプレートの沈み込みによって地球マントルに加わることで、マントル内部に閉じ込められている金がAuS3…詳細を見る -
高性能な半導体をより速く製造する、次世代の極端紫外線リソグラフィ技術
米ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)が、高性能な半導体をより速く製造できる、次世代の極端紫外線(EUV)リソグラフィ技術の開発プロジェクトを進めている。 EUVリソグラフィは、数ナノメートルの微細な回路をE…詳細を見る