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エネルギー効率の高い冷却のため、熱変色ポリマーを開発 米ライス大学
米ライス大学は2024年8月28日、同大学と香港中文大学の共同研究チームが温度変化に応じて透明度を調整するスマート素材を開発したと発表した。耐久性、透明度、反応性の面で類似素材の性能を凌駕しており、室内空間の冷却における…詳細を見る -
傷んだ牛乳を開封せずに検知する、プリンテッドエレクトロニクスによるIoT技術
カナダのサイモンフレーザー大学とサスカチュワン大学の研究チームは2024年8月19日、薄く柔軟性のあるシート状の電子回路技術「プリンテッドエレクトロニクス(printed electronics)」を応用し、冷蔵庫を開け…詳細を見る -
ほとんどの布地に塗布して冷却能力を付与できる方法を開発 マサチューセッツ大学
米マサチューセッツ大学の研究チームが、伝統的な漆喰に着想を得て、ほとんどの布地に塗布して冷却能力を付与できる、実用的で環境に優しい方法を開発した。 同研究成果は、2024年8月18日~22日に開催されたアメリカ化学…詳細を見る -
空気から水を回収する機構をもつ、携帯型の水分捕集システム
韓国機械材料研究院(KIMM)は2024年8月20日、空気中の水分を集めて浄化し、飲料水を生成するポータブル集湿システムを開発したと発表した。軍事活動やキャンプ、へき地や山間部でのサバイバルなど、幅広い応用が期待されてい…詳細を見る -
カエデの葉の形をした、光捕集効率の高い実用的な発光型太陽光集光器を発明 立命館大学
国際光工学会(SPIE)は2024年8月15日、立命館大学の研究チームがカエデの葉の形をした、光捕集効率の高い実用的な発光型太陽光集光器(LSC)を開発したと発表した。 LSCは、太陽光の捕集効率を高める目的で19…詳細を見る -
接着剤を使わずに木材と金属などを接合する技術――自動車産業などへの応用を想定
オーストリアのグラーツ工科大学の研究者たちは2024年8月28日、3Dプリンティング技術と超音波接合技術を用いて、木材と金属、ポリマーの複合材を極めて強固に接合する技術を発表した。 木材は再生可能な素材であり、気候…詳細を見る -
新しいディープラーニング手法でレンズの設計期間を数カ月からわずか1日に短縮――モバイルデバイスのカメラ性能向上へ
ディープラーニングによる新しい設計手法「DeepLens」により、光学レンズ設計の自動化が可能となり、従来の設計手法に比べて時間とコストの大幅な削減が見込まれる。この研究はサウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学(KAU…詳細を見る -
核燃料のメルトダウンに備える――3000Kにおける酸化プルトニウムの構造を解明
米国エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所(ANL)は2024年9月5日、次世代核燃料の有力候補である酸化プルトニウムが3000K(約2730℃)の超高温で溶融状態になったときの構造や電子状態を明らかにすることに成功したと発…詳細を見る -
環境負荷をかけない画期的な高純度リチウム抽出方法を考案
リチウムは、クリーンエネルギーに不可欠な元素であり、電気自動車や風力/太陽光発電の蓄電用バッテリーの製造に用いられる。しかし、リチウムの抽出コストは高く、二酸化炭素の排出や鉱物廃棄物、化学汚染、大量の水使用による水循環の…詳細を見る -
赤と青の光で3次元像を描き替え可能なプラスチックキューブ
米ダートマス大学と南メソジスト大学の研究チームが、光でプラスチックキューブ内に3次元像を生成する方法を開発した。医師が、患者の心臓、脳、腎臓といった臓器のレプリカを同プラスチック上に作製し、持ち運べるようになるという。3…詳細を見る