タグ:学術
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廃油からスーパーキャパシターの高品質電極を作る技術を開発
世界的にエネルギー危機が深刻化するなか、高性能なエネルギー貯蔵ソリューションの必要性が高まっている。スーパーキャパシターは、従来の2次電池と比較して充電/放電速度が速く、サイクル寿命が長いことから、将来のエネルギーシステ…詳細を見る -
ペロブスカイトと有機材料を組み合わせた太陽電池、記録的な効率25.7%を達成 独ポツダム大学・中国科学院
独ポツダム大学と中国科学院の研究チームは2024年11月28日、ペロブスカイトと有機吸収層を組み合わせたタンデム型太陽電池を開発したことを発表した。エネルギー変換効率は25.7%と高い値を記録した。 太陽電池の効率…詳細を見る -
陽子の計測にのみ用いられていた反応で、中性子の検出に初めて成功
フランス国立科学研究センターを中心とする共同研究チームが、アメリカのエネルギー省Thomas Jefferson国立加速器施設において、電子の中性子による深部仮想コンプトン散乱実験に初めて成功し、中性子の内部構造を明らか…詳細を見る -
3Dプリントの燃料カプセルで核融合の実用化に一歩前進
ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の国立点火施設(NIF)は2024年11月14日、高度な3Dプリンティングを利用して、核融合発電用の燃料カプセルを大量に生産する研究を進めていると発表した。燃料カプセルを大量に生…詳細を見る -
米学生チームが開発したロケット「Aftershock Ⅱ」、最大高度の世界記録を20年ぶりに更新
南カリフォルニア大学(USC)は2024年11月15日、学生運営団体USC Rocket Propulsion Lab(USCRPL)が設計/製造した最新ロケット「Aftershock II」を打ち上げ、アマチュアロケッ…詳細を見る -
太さは髪の毛の200分の1――世界一細いスパゲッティを作製
英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は2024年11月21日、同大学を中心とする研究チームが、太さが人間の髪の毛の約200分の1という世界で最も細いスパゲッティを作製したと発表した。このスパゲッティは食用に作ら…詳細を見る -
200℃で90%の効率を達成するフィルムコンデンサ材料を開発
米ローレンス・バークレー国立研究所らの共同研究チームが、機械学習モデルを使用し、電気自動車や再生可能エネルギー技術に欠かせない、フィルムコンデンサ用の高効率材料を発見した。同研究成果は2024年12月5日『Nature …詳細を見る -
温度で色を可逆的に変化するペロブスカイトを開発
シンガポールの南洋理工大学は2024年11月22日、同大学の研究チームが温度で色が可逆的に変化するペロブスカイトを開発したと発表した。 ペロブスカイトは、溶液処理技術により作製できる、層状の有機/無機半導体材料であ…詳細を見る -
アミジニウムベースの保護膜を採用した高い変換効率と長寿命を両立するペロブスカイト太陽電池――米ノースウェスタン大学
米ノースウェスタン大学は2024年11月21日、同大学の研究チームが、ペロブスカイト太陽電池の寿命を大幅に延ばす新しい保護膜を開発したと発表した。この新保護膜には、従来のアンモニウムベースの膜に代わり、アミジニウムベース…詳細を見る -
光で熱を電気に変換する「熱光起電力システム」――量子物理学からの着想
米ライス大学の研究者は、2024年11月21日、光によって熱を電気に変換する「熱光起電力(thermophotovoltaic:TPV)システム」の研究成果として、重要な要素の改善手段を発見したと発表した。 TPV…詳細を見る