タグ:学術
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世界最高電圧、最高強度の電子銃を開発――電子を一瞬で光速の80%まで加速
米国エネルギー省(DOE)傘下のブルックヘブン国立研究所(BNL)は、2024年10月10日、世界最高電圧の偏極電子銃を設計し、テストしたと発表した。この電子銃は、世界初の完全偏極電子・イオン衝突型加速器(EIC)構築に…詳細を見る -
ワインを利用してリチウムイオン電池の性能を高める研究
ニューサウスウェールズ大学は2024年10月3日、同大学の研究チームがワインや果物に含まれる食品由来の酸を利用した新たなバッテリー技術を開発したと発表した。従来のリチウムイオン電池よりもエネルギー貯蔵能が高く、環境への影…詳細を見る -
医療からウェアラブルまで――70倍の接着力を発揮する接着パッチを開発
韓国の蔚山科学技術院(UNIST)は2024年10月2日、同大学の研究チームが従来の化学接着剤を使用せずに、小面積から大面積まで効果的に亀裂を防止するプログラマブル・メタ・パッチ技術を開発したと発表した。パッチ型の接着剤…詳細を見る -
核融合炉の中核となる浮遊電磁石「Junior」を開発 ニュージーランドのスタートアップ
ニュージーランドの核融合スタートアップであるOpenStar Technologiesは、浮遊電磁石を搭載した電源と高温超伝導体(HTS)を独自に統合した、浮遊双極子核融合炉(LDR : Levitated Dipole…詳細を見る -
振動や騒音を抑制しつつ高い硬度を持つ新素材――自動車や航空宇宙分野への応用に期待
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)の材料研究チームは2024年10月10日、高剛性でありながら高い減衰能力を持つという、一般的には相容れない2つの特性を併せ持つ複合材料を発表した。 振動は機械や建物の損傷の…詳細を見る -
固体リチウムイオン電池における高イオン伝導率を記録する、ユニークな分子結晶を合成
米コーネル大学は2024年10月3日、同大学の研究チームが合成した超分子多孔性結晶が、記録的な高イオン伝導率を達成したと発表した。同材料は、安全な固体リチウムイオン電池の開発につながる可能性があるという。 リチウム…詳細を見る -
イカの皮膚がヒント――通気性を備えた温度調整素材を開発
米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームは、イカの皮膚の色変化の特性に着想を得て、洗濯可能で通気性を備えた温度調整素材を開発した。さまざまな布地に組み込むことが可能だ。研究成果は、『APL Bioengineerin…詳細を見る -
衣服に印刷して電力を供給できる超薄型軽量キャパシタを開発
ノッティンガム・トレント大学は2024年9月16日、同大学と西イングランド大学、エクセター大学の共同研究チームが、生地にインクジェット印刷して電力を供給できるスーパーキャパシタを開発したと発表した。衣服の生地と電子回路や…詳細を見る -
重力で空気中の水を収集する、電力不要の冷却システムを開発
サウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学(KAUST)は2024年10月8日、同大学の研究者チームが安価で入手しやすい材料と重力を使って、空気中から水を収集する冷却システムの開発に成功したと発表した。従来、実用的な量の水…詳細を見る -
プルトニウムの新たな同位体「プルトニウム227」の合成に成功 中国科学院
中国科学院(CAS)は2024年10月8日、同大学の近代物理研究所(IMP)の研究チームが、新しいプルトニウムの同位体プルトニウム227(227Pu)を合成することに成功したと発表した。蘭州重イオン研究施設(HIRFL)…詳細を見る