タグ:学術
-
液晶やLEDより高性能――次世代型フラットディスプレイを実現する「メタサーフェス」技術を開発
イギリスのノッティンガム・トレント大学およびオーストラリアのニューサウスウェールズ大学キャンベラ校とオーストラリア国立大学の共同研究チームが、人工的に光学特性を制御したメタサーフェスを活用して、液晶ディスプレイよりも薄く…詳細を見る -
サルパのようにコロニーを作るソフトロボット「RoboSalps」――地球外の水中探査も視野に
今回開発された水中ロボットは、神秘的な動物プランクトンであるサルパの形態と生態をモデルにしていることから、「RoboSalps」と名付けられた。サルパは生物学上ホヤの仲間に分類される、半透明の樽形のプランクトン性の尾索動…詳細を見る -
汚染水をろ過して発電もする多機能膜を開発
一般的に、雨水や海水、河川水、下水、排水のような汚染された水を利用可能な水質に浄化する過程は、多くのエネルギーを必要とする。しかし、韓国科学技術研究所(KIST)と明知大学校を中心とする韓国の研究チームは、汚染水を浄化し…詳細を見る -
自己修復性を備え、リサイクル可能な耐食性ポリマーを開発
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)の研究チームは、腐食の診断、自己修復、リサイクルが可能な耐食性ポリマーを発見し、PPM(ポリフェニレンメチレン)と名付けた。研究成果は『Polymers』誌に、2022年8月24…詳細を見る -
月の撮影も可能――天体望遠鏡サイズの平面メタレンズ作製に成功
ペンシルベニア州立大学の研究チームが、パンケーキサイズの平面状メタレンズを作製し、これを組込んだコンパクトな望遠鏡を構築することに初めて成功した。深紫外線(DUV)フォトリソグラフィーを用いることで、人工的に光学特性を制…詳細を見る -
ヘチマ構造で汚染物質を除去――オフグリッドで水を浄化できる太陽光吸収ゲルを開発
現在、世界では20億人以上の人々が安全に管理された飲み水を利用することができない状況にあると言われている。プリンストン大学の研究チームは、世界中の人々に安全な水を提供できる可能性がある、次世代太陽光吸収ゲル技術を開発した…詳細を見る -
スコットランド女王メアリー・ステュアートによる暗号書簡を発見――日本人を含む暗号解読者らが解読
16世紀のスコットランド女王メアリー・ステュアートがイングランドで事実上幽閉されていた時期に暗号を用いて書いた手紙が、国際的な暗号歴史文書解読プロジェクト「DECRYPT」のメンバーであるGeorge Lasry氏、独ベ…詳細を見る -
5Gの10倍の高速通信も――テラヘルツで作動するメタデバイスを開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームは、サブ波長スケールでメタ構造を設計する新しいエレクトロニクスへのアプローチを考え出した。これにより、大量のデータをやり取りするための次世代超高速デバイスが誕生し、6…詳細を見る -
リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発
米イリノイ工科大学とアルゴンヌ国立研究所の研究チームが、リチウムイオン電池に比べ、4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発した。 同研究成果は2023年2月2日、『Science』誌に掲載された。 リチ…詳細を見る -
塩素を用いない環境にやさしい高速水殺菌法の開発
ジョージア工科大学の研究チームが、小さな電気の衝撃を利用した、環境負荷の小さい高速水殺菌法を開発した。 同研究成果は2023年1月12日、『Nature Water』誌に掲載された。 現在、飲料水確保のために…詳細を見る