タグ:学術
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鉄系材料の超伝導発現メカニズムを解明 米カリフォルニア大学アーバイン校
米カリフォルニア大学アーバイン校(UC Irvine)の研究チームが、高温超伝導材料として注目を集めているセレン化鉄(FeSe)薄膜の超伝導発現メカニズムを、原子レベルで明らかにすることに成功した。最先端の振動分光装置を…詳細を見る -
数千年もの間電力を供給できる世界初の炭素14ダイヤモンド電池を開発――炭素14を放射性廃棄物から抽出
英ブリストル大学と英国原子力公社(UKAEA)は、2024年12月4日、数千年もの間デバイスに電力を供給できる可能性がある、世界初の炭素14ダイヤモンド電池を開発したと発表した。 この電池は、放射性炭素年代測定に使…詳細を見る -
伸縮性と自己修復性を持つリチウムイオン電池――ウェアラブル機器への応用に期待
中国の吉林大学の研究者らは2024年12月3日、伸縮性と自己修復性を併せ持つリチウムイオン電池(LIB)を発表した。この研究成果は、中国の学術出版社であるKeAiが発行するジャーナル『Supramolecular Mat…詳細を見る -
太陽光を用いて、水から直接水素燃料の製造に成功 信州大
信州大学の研究チームが、太陽光を用いて水から直接的に水素を得る水分解プロセスとして、新しい光触媒によりシンプルな構造で大規模化が容易な低コストの手法を開発した。ペロブスカイト系光触媒Y2Ti2O5S2表面における水の分解…詳細を見る -
強制的な満腹感――MIT、減量に効果的な胃内バルーンを開発
胃内バルーン留置術は、空気や生理食塩水で満たされたシリコン製バルーンを胃の中に留置し、満腹感を与えることで過食を防ぐ減量法だ。しかし、胃が満腹感に慣れると、この効果は薄れてしまう。この問題を解決するために、マサチューセッ…詳細を見る -
展示中の小型陽子加速器「ELISA」で考古学的サンプルの非破壊分析を開始 CERN
欧州原子核研究機構(CERN)は2024年11月22日、CERN Science Gatewayに展示中の小型陽子加速器「Experimental Linac for Surface Analysis(ELISA)」を使…詳細を見る -
廃油からスーパーキャパシターの高品質電極を作る技術を開発
世界的にエネルギー危機が深刻化するなか、高性能なエネルギー貯蔵ソリューションの必要性が高まっている。スーパーキャパシターは、従来の2次電池と比較して充電/放電速度が速く、サイクル寿命が長いことから、将来のエネルギーシステ…詳細を見る -
ペロブスカイトと有機材料を組み合わせた太陽電池、記録的な効率25.7%を達成 独ポツダム大学・中国科学院
独ポツダム大学と中国科学院の研究チームは2024年11月28日、ペロブスカイトと有機吸収層を組み合わせたタンデム型太陽電池を開発したことを発表した。エネルギー変換効率は25.7%と高い値を記録した。 太陽電池の効率…詳細を見る -
陽子の計測にのみ用いられていた反応で、中性子の検出に初めて成功
フランス国立科学研究センターを中心とする共同研究チームが、アメリカのエネルギー省Thomas Jefferson国立加速器施設において、電子の中性子による深部仮想コンプトン散乱実験に初めて成功し、中性子の内部構造を明らか…詳細を見る -
3Dプリントの燃料カプセルで核融合の実用化に一歩前進
ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の国立点火施設(NIF)は2024年11月14日、高度な3Dプリンティングを利用して、核融合発電用の燃料カプセルを大量に生産する研究を進めていると発表した。燃料カプセルを大量に生…詳細を見る