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EV普及のカギとなるリチウム金属電池の研究
カールスルーエ工科大学(KIT)のヘルム(HIU)ホルツ協会ウルム研究所の研究チームが、現行リチウムイオン電池と比較し、極めて高いエネルギー密度と優れた容量安定性を有するリチウム金属電池を実現する手法を考案した。正極材料…詳細を見る -
トウガラシの辛み成分で太陽電池の効率を高める
中国の華東師範大学は、2021年1月13日、トウガラシに含まれる成分のカプサイシンが太陽電池の効率を高めるという研究成果を発表した。研究成果は『Joule』誌に2020年1月13日付で掲載されている。 ペロブスカイ…詳細を見る -
10倍の電力を供給でき、再充電可能なフレキシブルバッテリーを開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、面積エネルギー密度が現行技術よりも5~10倍大きく、再充電可能なフレキシブル酸化銀亜鉛バッテリーを開発した。ポリマーフィルム上にスクリーン印刷でき、製造性も優れている。小型…詳細を見る -
MIT、電源不要の冷却システムを開発――ラクダの毛皮がヒント
MITの研究チームは、ラクダの毛皮からヒントを得た新しい冷却用の材料を開発した。ハイドロゲルとエアロゲルの2層構造で、電源を必要としないパッシブシステムで、研究の詳細は『Joule』誌オンライン版に2020年11月11日…詳細を見る -
2重ガラス内に液体を封入した「スマートウィンドウ」を開発――ビルの省エネ性能が約2倍改善
シンガポールの南洋理工大学(NTU:Nanyang Technological University)の研究チームは、ハイドロゲルベースの液体を2枚のガラスパネルで挟んだ「スマートウィンドウ」を開発した。従来の窓ガラスと…詳細を見る -
バクテリアで二酸化炭素を燃料に変える――人工光合成バイオハイブリッドシステムを開発、将来の火星探査も視野に
カリフォルニア大学バークレー校、ローレンスバークレー国立研究所の研究チームは、バクテリアとナノワイヤを組み合わせた人工光合成システムから、効率的に有機化合物を生産する技術を開発した。二酸化炭素と水から、燃料や薬品の原料と…詳細を見る -
空気中の水分を利用して電子部品を冷却する新コーティング技術を開発――哺乳類の発汗システムがヒント
中国の上海交通大学の研究チームは、水蒸気を発散して電子部品を冷却する新しいコーティング技術を開発した。哺乳類の発汗による体温調節から着想を得ていて、携帯電話などの過熱防止に利用でき、その冷却効果は従来の手法より高い。研究…詳細を見る -
透明な太陽電池パネルを作る安価な手法を開発
不透明な太陽電池パネルを透明にできる効果的かつ安価な手法が開発された。この研究は、蔚山科学技術大学校(UNIST)と高麗大学校が共同で行ったもので、成果は2019年12月11日に、『Joule』誌に掲載されている。 …詳細を見る -
10分間の充電でEVを300キロ以上走行させる技術を開発
米ペンシルベニア州のElectrochemical Engine Centerは、EVを10分間の充電で200~300マイル(約320~480キロ)走らせることができる技術を開発したと発表した。充電サイクル2500回、5…詳細を見る -
フロー電池用のイオン交換膜を開発――再生可能エネルギーによるサステナブルな電力網構築に向けた技術
アメリカエネルギー省ローレンスバークレー国立研究所(以下、バークレー研究所)は、フロー電池用にコスト効果の高いAquaPIMを利用する技術を開発したと発表した。太陽光発電や風力発電といった不安定な再生可能エネルギーを蓄え…詳細を見る