アーカイブ:2017年 2月
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さらに超薄型のスマホが実現? 昆虫の複眼をヒントにした厚さ2mmのカメラ「facetVISION」
独Fraunhoferは厚さ2mmの複眼カメラ「facetVISION」の生産プロセスを開発したことを明らかにした。facetVISIONは、昆虫の複眼のように同一形状の微小レンズ135個によって構成されている。 …詳細を見る -
1週間で細胞数を40〜50倍以上に——京大など、ES/iPS細胞の大量培養技術を開発
京都大学とグンゼは2017年2月9日、ヒト ES/iPS細胞の大量培養を可能にする細胞培養基材の開発に成功したと発表した。同基材を用いた細胞培養法は、目的組織細胞への分化誘導に必要な量の細胞を短期間に高効率で増殖できる可…詳細を見る -
微小な人工血管をマイクロチップに構築——血管新生の三次元ライブ観察に成功
東京大学は2017年2月10日、血管から新しい血管が枝分かれし伸びる現象(血管新生)の三次元ライブ観察に成功したと発表した。微小な血管をマイクロチップ上に作製し、人工的に組み上げた血管組織の三次元的な構造変化の様子を、長…詳細を見る -
液化石油ガスやエタノールから発電——コンパクトな100W級の燃料電池システム
産業技術総合研究所(産総研)とアツミテックは2017年2月9日、液化石油ガス(LPG)やエタノールをもとに100W級の出力を発揮する「コンパクトハイパワー燃料電池システム」の開発に成功したと発表した。災害などの非常用電源…詳細を見る -
マサチューセッツ工科大学、もっとも強く軽量な物質の製造に成功
マサチューセッツ工科大学の社会環境工学部を中心とした研究チームは、これまでに知られているどんな材料よりも、軽量かつ高強度な物質を作り出すことに成功したと発表した。 これは炭素原子が原子1個分の厚みで並んでいる二次元…詳細を見る -
ルネサスの次世代型エミュレータ、組み込みソフトウェアの開発期間を約10分の1に
ルネサス エレクトロニクスは2017年2月9日、組み込みソフトウェアの開発時間を従来比10分の1に短縮できるという次世代型オンチップデバッギングエミュレータ「E2エミュレータ」を発売すると発表した。同製品を使用すれば、制…詳細を見る -
撮像波長域の切り替えをフレーム単位で——近赤外線域の感度を電気的に変える技術
パナソニックは2017年2月9日、イメージセンサの同一画素内で近赤外線域の感度を電気的に変えられる電子制御技術を開発したと発表した。フレーム単位で撮像波長域を切り換え、高速に動く被写体の色情報(可視域)と、画素の欠落がな…詳細を見る -
NEDOとJAPERA、圧力と温度を同時検出できるフレキシブルシートセンサを開発
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(JAPERA)は2017年2月8日、印刷技術で圧力と温度の面内分布を同時に検出できるフレキシブルシートセンサを開発したと発表…詳細を見る -
東大、光と熱で動きが切り替わる白金錯体型ギア分子の開発に成功
東京大学大学院理学系研究科の塩谷光彦教授らは、リガクの研究グループとともに、二つの回転子のかみ合いを可逆に切り替えることができるギア分子を開発したと発表した。 光や熱などの外部からの刺激により一定の制御された動きを…詳細を見る -
日本板硝子など、小型・軽量で高速なモバイル遺伝子検査機の開発に成功
日本板硝子、産業技術総合研究所(産総研)、ゴーフォトンの共同開発チームは、科学技術振興機構(JST)の先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、「モバイル遺伝子検査機」(小型・軽量リアルタイムPCR装置)の開発に…詳細を見る