アーカイブ:2018年 7月
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オウムは他の鳥より賢い――その知能の秘密を神経科学者が解明
オウムやカラスは賢い鳥で4~5歳児並の知能を持ち、道具を使ったり、自分の姿を認識できたりするといわれているが、カナダ・アルバータ大学の神経科学者達は、この知能に関係する神経回路を特定した。 霊長類においては、知能に…詳細を見る -
インクジェット技術を使ってグミにセンサーをプリント――生化学分野への応用研究
ミュンヘン工科大学とユーリヒ総合研究機構は共同で、グミベアー(クマ型のグミ)に微小電極アレイ(MEA:Micro-Electrode Arrays)をインクジェット技術を使ってプリントすることに成功した。まるで研究者の余…詳細を見る -
空気清浄機への搭載など、分煙化への切り札として期待――NIMS、一酸化炭素を室温で高効率に無害化する新触媒を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月19日、首都大学東京、NBCメッシュテックと共同で、有害な一酸化炭素(CO)を室温下で無害化する新触媒を開発したと発表した。酸化鉄のナノ多孔体に金ナノ粒子を保持させるハイブリ…詳細を見る -
直列4気筒1.5Lアトキンソンサイクルエンジンと2モーターハイブリッドシステムを採用――ホンダ、新型プラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV」を発売
ホンダは2018年7月19日、「CLARITY(クラリティ)」シリーズにプラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV(クラリティ ピーエイチイーブイ)」を追加し、7月20日に発売すると発表した。 CLAR…詳細を見る -
ジェイテクト、「PPS保持器付き円筒ころ軸受」を開発――耐熱性、耐食性を向上させ樹脂保持器の適用範囲を拡大
ジェイテクトは2018年7月19日、耐熱性や耐食性を向上させた「PPS保持器付き円筒ころ軸受」を開発したと発表した。 従来、円筒ころ軸受用保持器の材料には炭素鋼(鋼板)や黄銅が使用されていたが、近年は軸受の高機能化…詳細を見る -
現場でめっき、ターボファン一体成型、無電源の遮断弁――葛飾・荒川・墨田区の光る技術[第22回 機械要素技術展]
「第22回 機械要素技術展(M-Tech)」が2018年6月20~22日、東京ビッグサイトにて開催された。機械要素技術展は、ネジやバネ、モーター、機械材料、各種装置類といった機械要素・加工技術を集めた専門展だ。「日本もの…詳細を見る -
世界で最も低ノイズの有機トランジスタ作製に成功 東大と産総研など
東京大学と産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年7月18日、有機トランジスタのノイズの原因となるトラップ(半導体中の電荷が空間的/エネルギー的に捕獲されること)の密度を高感度で定量化する技術を開発し、ノイズ…詳細を見る -
東工大、光触媒の性能を向上させる手法を開発――表面構造を従来より2桁以上大きくするだけ
東京工業大学は2018年7月18日、同大学などによる研究グループが、有機半導体のp-n接合(半導体中で正孔がキャリアとなるp型と電子がキャリアとなるn型の領域が接する部分)を基板面方向に形成し、特異な酸化力を持つ領域が形…詳細を見る -
ソニー、0.37型フルHD反射型液晶ディスプレイデバイスSXRDおよび専用駆動LSIを商品化
ソニーは2018年7月18日、ポータブルプロジェクター用ディスプレイデバイスとして、フルHD解像度で世界最小サイズ(同社調べ)の0.37型反射型液晶ディスプレイデバイスSXRD「SXRD241A」および専用信号処理駆動L…詳細を見る -
一般相対性理論、宇宙的なスケールでも正しいことを証明
ポーツマス大学宇宙重力研究所のトーマス・コレット(Thomas Collett)博士の率いる天文学者のチームは、アインシュタインの一般相対性理論が遠方の銀河においても正しく適用できることの検証を行った。 現代宇宙論…詳細を見る