カテゴリー:技術ニュース
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大気中の二酸化炭素を回収し、炭酸水素ナトリウムとして海中に保存する新材料を開発
気候変動問題を解決するためには、二酸化炭素(CO2)排出量を削減するとともに、CO2の除去/回収が重要となる。大気から直接CO2を回収するDAC(Direct Air Capture)技術が注目されているが、大気中のCO…詳細を見る -
高齢者介護施設にAIを導入すると高齢者差別を助長する可能性――AI支援へ向けた解決の糸口も
オーストラリアのモナシュ大学は2023年3月10日、高齢者介護施設に人工知能(AI)を取り入れると、高齢者差別や社会的不平等を悪化させる可能性があるという研究を発表した。 この研究では、AI技術の設計および導入にお…詳細を見る -
英Bullitt、衛星通信が可能なスマートフォンとBluetoothデバイスを同時発表
イギリスの携帯電話メーカーBullittは2023年2月24日、衛星通信が可能なスマートフォン「motorola defy 2」とBluetoothデバイス「motorola defy satellite link」を、…詳細を見る -
マサチューセッツ大、疾患を嗅ぎ分けるナノワイヤー製「電子鼻」を開発
マサチューセッツ大学アマースト校の研究チームは、特定の化学物質を選択的に識別できる、髪の毛の1万分の1の細さのナノワイヤーを発明したと発表した。このナノワイヤーは、バクテリアによって増産が可能で生分解性があり、無機ナノワ…詳細を見る -
米陸軍、重量級の軍用トラックを降下させるパラシュートシステム技術を試験中
アメリカ陸軍は2023年2月23日、軍用トラックを戦闘可能な状態で空輸し、パラシュートで投下させる技術を試験していると発表した。この試験は、アメリカ陸軍がパラシュート試験の拠点として使用する、アリゾナ州のユマ試験場で実施…詳細を見る -
記録的な高エネルギー効率でデータを受信できる、万能なデコーダチップを開発
インターネットを介して送受信されるデータは、ノイズによって破損する場合があるため、送信者はデータをコード化し、受信者は復号アルゴリズムを使って誤り訂正をしてデータを復元(デコード)している。一般的に、デコード処理をするハ…詳細を見る -
人工的な多細胞体の自己組織化で、分子ロボットを作る新手法を開発 東北大学
東北大学は2023年3月28日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、人工的な多細胞体から分子ロボットを作るための新たな手法を開発したと発表した。脂質をコーティングしたスポンジから直径200μmほどのミクロな液滴をしぼ…詳細を見る -
AIロボティクスのスタートアップ米Figure、自律型汎用ヒューマノイドロボットを発表
AIロボティクスの新興企業、米Figureは2023年3月2日、AIを活用した自律型汎用ヒューマノイドロボット「Figure 01」を発表した。 Figure 01は、2本の脚、2本の腕、手、顔のスクリーンなどを持…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池を高性能化する三脚型PATATを開発――23%の光電変換効率を達成 京大ら
京都大学は2023年3月27日、同大学および千葉大学、九州大学、北海道大学の研究グループが、ペロブスカイト太陽電池の高性能化を可能にする三脚型の正孔回収単分子材料(PATAT)を開発したと発表した。 ペロブスカイト…詳細を見る -
転がり軸受のはくり寿命を予測する技術を開発――機械のメンテナンス頻度削減や小型化に寄与 NSK
日本精工(NSK)は2023年3月27日、鋼材中の非金属介在物の大きさや量から、転がり軸受のはくり寿命を予測する技術を開発したと発表した。同発表によると、世界初の技術確立だという。 同社の軸受の実寿命は、ISO規格…詳細を見る