カテゴリー:技術ニュース
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東北大、カーボンナノチューブに勝る高耐久のキャパシタ電極カーボンを開発――キャパシタ単セルの上限電圧を大幅に増加
東北大学は2019年2月7日、TOCキャパシタと共同で、細孔壁の大部分が単層グラフェンから成るメソ多孔体「グラフェンメソスポンジ」をシームレスなシート電極に成型し、これを用いた高耐久の電気二重層キャパシタ(EDLC)を開…詳細を見る -
コリンズエアロスペース、静粛超音速機X-59のアビオニクスを受注
航空機器大手のコリンズエアロスペースは2019年1月17日、静粛超音速機(QueSST)X-59のアビオニクス(航空機に搭載される電子機器類)の開発をロッキードマーチンから受注したと発表した。 X-59は、NASA…詳細を見る -
熟練技術者のノウハウをAIで代替――三菱電機と産総研、工場での生産準備作業を効率化するAI技術を開発
三菱電機と産業技術総合研究所(産総研)は2019年2月5日、FA(ファクトリーオートメーション)機器の調整やプログラミングなどの生産準備作業を効率化するAI技術を開発したと発表した。 多品種少量生産が求められる生産…詳細を見る -
宇宙航空向け新材料開発へのヒントとなるか――ファスナーのように結合する羽毛構造を研究
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)では、鳥類の翼の構造などに関する研究が行われている。鳥の翼を構成する羽毛は、中央を走る羽軸(うじく)、羽軸から枝のように伸びる羽枝(うし)、羽枝から小枝のように出ている小羽枝(…詳細を見る -
自動運転には昆虫の「複眼」が有利――西安交通大学、安価で性能のよい人工複眼を開発
人間の眼のような単眼は鮮明な画像を得ることができるが、周辺視、光感度、動きの検知などについては昆虫の持つ複眼が優れている。複眼は、水晶体、角膜、光摂容体細胞から成り、それぞれが独立し連続する個眼とよばれる視覚受容体で構成…詳細を見る -
大面積グラフェン膜の欠陥構造を高速、高精度で可視化する技術を開発 産総研と九大
産業技術総合研究所(産総研)は2019年2月2日、九州大学と共同で、微弱な信号でも高い効率で検出可能なロックイン赤外線発熱解析法を用いて、グラフェン膜の微細な欠陥構造を高速、高精度で可視化する技術を開発したと発表した。 …詳細を見る -
太陽の熱エネルギーで海水を濾過、飲み水不足問題の解決へ
トリノ工科大学は2019年1月7日、太陽熱エネルギーを利用して海水を淡水に濾過し、低コストで飲み水を確保するための装置のプロトタイプを考案したと発表した。開発技術における太陽エネルギー当たりの淡水生産量は、従来技術の2倍…詳細を見る -
力学負荷で強度が変わるハイドロゲルを開発――筋肉のようにトレーニングで強くなる
北海道大学は2019年2月1日、筋肉が筋力トレーニングにより増大/増強するのと同様のメカニズムで、強度や弾性率などが大きく成長するハイドロゲルを同大大学院先端生命科学研究院、国際連携研究教育局、創成研究機構化学反応創成研…詳細を見る -
レゴブロックで全長6メートルのシボレー・シルバラードを制作――GMとLEGOがタイアップ
ゼネラルモーターズ(GM)とLEGOがタイアップし、レゴブロックで実寸大のシボレー・シルバラードを制作した。モデルとなったのは「2019 シルバラード1500 LT トレイルボス」。実寸大のシボレーを玩具のブロックで作っ…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池の性能を向上する新材料設計手法
イギリスのポーツマス大学およびサウサンプトン大学、バース大学の共同研究チームが、ペロブスカイト太陽電池(PSC:Perovskite Solar Cell)の性能を高める新材料設計手法を考案した。ペロブスカイト結晶におい…詳細を見る