カテゴリー:海外ニュース
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ケースレスで軽量化に寄与する構造バッテリー――人間の関節もドローンのバッテリーも「軟骨」が鍵
ミシガン大学は2019年1月10日、ドローンの両翼や電気自動車のバンパーなどにエネルギーを蓄積できる「構造バッテリー」のプロトタイプを開発したと発表した。開発された構造バッテリーは電解質が「軟骨」に似た固体素材で、固い金…詳細を見る -
基準値7倍のPM2.5、深刻な大気汚染が労働生産性を低下させるという結果に
大気汚染が我々の健康に及ぼす影響については広く知られているが、経済に与える影響も少なくないことが明らかになった。シンガポール国立大学(NUS)の研究チームは2019年1月3日、中国のいくつかの工場ではアメリカ環境基準の約…詳細を見る -
2025年には機械の仕事量が52%となり、人間の仕事量を上回る――世界経済フォーラム
近年、AI(人工知能)や機械学習の進化で、われわれの働き方が変わりつつある。世界経済フォーラムのレポート「The Future of Jobs(仕事の未来)2018」によると、2025年には機械による仕事量が人間の仕事量…詳細を見る -
100倍速く3Dプリントできる光造形技術――2色の光でレジン硬化をコントロール
アメリカのミシガン大学の研究チームは、従来より100倍速く3Dプリントできる光造形(SLA)技術を発表した。2種類の異なる波長の光を使ってレジンの硬化をコントロールすることで、印刷速度毎時約2mを達成した。研究成果は20…詳細を見る -
自然治癒力を活性化させる新しい人工生体材料「TrAPs」を開発
イギリスのインペリアルカレッジの研究チームは、身体の自然治癒システムに働きかけ、創傷の回復を早めることができる画期的な生体材料を開発した。創傷の修復プロセスのどの段階でも有効で、どのような傷にも幅広く利用できるという。研…詳細を見る -
MIT、溶融ガラスを積層できる3Dプリンター「G3DP2」を開発――ミラノデザインウィークに高さ3mのガラス柱を展示
MIT Media LabのNeri Oxman教授率いる研究チームは、溶融ガラスを積層して透明な物体を作製できる3Dプリンター「G3DP2」を開発した。ミラノデザインウィーク2017では、同プリンターで制作した高さ3m…詳細を見る -
中国の月面探査機「嫦娥4号」、人類史上初めて月の裏側へ着陸
中国国家航天局(CNSA)は2019年1月3日、中国の月面探査用ロケット「嫦娥(じょうが)4号」が月の裏側への着陸とその近接画像撮影に成功したと発表した。CNSAによると、月の裏側は前人未踏の地であり、宇宙船による軟着陸…詳細を見る -
まるで魔法の絨毯――触媒反応で自律運動する2Dシートを開発
ピッツバーグ大学の研究チームが、反応性流体で満たされているマイクロチャンバー内で、触媒反応を利用することにより、自律的に移動し形状変化する2Dシートを設計した。まるでディズニー映画「アラジン」に出てくる「空飛ぶ魔法の絨毯…詳細を見る -
RF MEMSスイッチを改良――次世代携帯電話向けに高耐久性MEMSスイッチを開発
次世代の無線端末では、利用する通信方式に応じて回路構成を動的に再構成する無線回路技術が重要だ。そのため、特に小型化が求められる携帯電話では、RF(高周波)MEMS技術が重要になる。 信号をON/OFFするスイッチを…詳細を見る -
順調に増えるアメリカ製造業の雇用、1年で就業者数が28万8000人増
アメリカ労働省労働統計局は2018年12月7日、11月の雇用統計を発表した。失業率は3.7%で変化はないが、非農業部門の就業者が前月比15万5000人増加したと報告している。主に製造業、医療、物流・倉庫業の3業種で雇用の…詳細を見る