カテゴリー:海外ニュース
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全長600mのフロートで太平洋の大掃除――浮遊プラスチックごみを回収するクリーンアップシステムが出航
カリフォルニアとハワイの間を漂う「太平洋ゴミベルト(Great Pacific Garbage Patch)」は、世界に5つあるゴミベルト(南北太平洋、南北大西洋、インド洋)の中でも最大のものだ。 面積は推定160…詳細を見る -
Rolls-Royce、出力1000~4000kWの船舶向けディーゼルハイブリッド推進システムを発表
英Rolls-Royceは2018年9月5日、船舶向けの新しい完全統合型ディーゼルハイブリッド推進システムを2020年の時点で市場に投入すると発表した。同社子会社のMTU製ディーゼルエンジンと電気モーター、バッテリーなど…詳細を見る -
12%の高効率を実現――フラーレンを使わない有機薄膜太陽電池「NF-OFC」を開発
ペロブスカイト太陽電池とともに、次世代の太陽電池として注目される有機太陽電池。製造コストが安く、フレキシブルで設置が容易など多くのメリットがある反面、変換効率の低さが課題となっている。 注目される有機太陽電池(OF…詳細を見る -
小さい粒子をブロックして大きい粒子を通す――通常と逆に機能する液体フィルターを開発
米ペンシルベニア州立大学の研究チームは、小さい粒子を通さず大きな粒子を通し、生物の細胞膜のような構造を持つ自己修復可能な液体ベースの膜を開発した。排水処理や医療分野における利用が見込まれるもので、研究成果は2018年8月…詳細を見る -
Boeing、米海軍から無人空中給油機「MQ-25スティングレイ」の製造開発を受注
米Boeingは2018年8月30日、米海軍から無人航空機「MQ-25スティングレイ」の技術・製造開発(EMD)契約を受注したと発表した。同機は空母から離着陸し、戦闘機へ空中給油が可能な無人機で、受注金額は8億500万米…詳細を見る -
視覚が回復できる義眼――3Dプリント製「バイオニック・アイ」を開発
病気や怪我で視力を失った人に視覚を取り戻させる技術として、人工視覚、「バイオニック・アイ」の研究開発が世界各地で行われている。バイオニック・アイは、カメラで捉えた映像を処理して網膜や視神経に電気的刺激を与え、視覚認識力を…詳細を見る -
1μmオーダーの空間分解能をもつ高感度精密温度計を開発
ロシアとドイツの共同研究チームは、1μmオーダーの局所領域の温度測定が可能なデバイスを開発した。従来のダイヤモンド材の代わりにシリコンカーバイド(炭化ケイ素)結晶を用い、測定精度も高いため、マイクロデバイスにおける熱放散…詳細を見る -
最小化の限界――固体電解質内で電流をスイッチする単一原子トランジスタ
独カールスルーエ工科大学(KIT)のThomas Schimmel教授と彼のチームは、原子1個の動きでオン/オフ動作する原子トランジスタを固体電解質中で動作させることに成功した。これにより、原子トランジスタの実用化に一歩…詳細を見る -
本物のゴキブリをリモートコントロール――スマホで制御する「サイボーグゴキブリ」
コネチカット大学では、昆虫を小型ロボットのプラットフォームに使用する研究が行われている。 サイバーフィジカルシステムを専門とするAbhishek Dutta助教授の研究室では、ゴキブリが走り回っているが、Dutta…詳細を見る -
急がば回れ――型を作るための型を作る、シリコーンモールド作成法「Metamolds」
フィギュアや模型などの複製には、シリコーンモールドを使う方法が良く使われる。この方法では、原型をシリコーンで型取りしてモールドを作り、レジンを流し込んで硬化させ、硬化後に造形物をモールドから抜き取るという手順を踏む。この…詳細を見る