カテゴリー:海外ニュース
-
Boeing、世界最大級の新型双発ジェット機「777X」の試験機を公開
米Boeingは2018年9月5日、世界最大級の新型双発ジェット機「777X」の試験機をワシントン州のエバレット工場で公開した。今回はエンジンを搭載せず、翼や胴体の強度検証を行う静的試験用の機体だ。今後テストを重ね、20…詳細を見る -
私たちの目はどこを見ているのか――マシンビジョンに応用できる視覚中枢の選択の仕組み
我々は、視界に入る多くのものから注視の対象をどうやって選んでいるのか、そのメカニズムの研究がミュンヘン工科大学で行われている。得られた知見は、マシンビジョンなどロボットの実装に活用できる可能性がある。 我々の視界に…詳細を見る -
MIT、太陽光だけで効率的に氷を解かす手法を発表――飛行機や電線の着氷除去に有効
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、飛行機や電線などに付着する氷を化学薬品や電力を使わないで解かす方法を発表した。研究成果は、2018年8月31日付けの『Science Advances』に「Photot…詳細を見る -
ナノエレクトロニクスの過熱を防ぐ「ナノサンドイッチ法」を開発
ナノエレクトロニクスに用いられる2次元(2D)結晶に生じ易い過熱およびそれに起因する故障のリスクを、シリコン基板と極薄酸化物層でサンドイッチすることにより軽減する手法が考案された。イリノイ大学シカゴ校工学部の研究チームが…詳細を見る -
単層グラフェンを使って、室温でのテラヘルツの高次高調波発生に成功――超高速作動エレクトロニクスの開発へ期待
独ヘルムホルツセンタードレスデン-ローゼンドルフ研究所(Helmholtz Zentrum Dresden-Rossendorf、HZDR)とデュースブルグエッセン大学(UDE)の研究チームは、マックスプランク高分子研究…詳細を見る -
2次元結晶スイッチング素子の高性能化を促進する新理論を発見
シンガポール工科デザイン大学(SUTD)の研究チームが、2次元結晶を用いたショットキーバリアダイオード(SBD)における、電流と温度の関係を決定する普遍的スケーリング則(Universal Scaling Law)を解明…詳細を見る -
摩擦発生のメカニズムを分子レベルで解析――低摩擦特性材料の開発に向けた基礎研究
ドイツのカールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームが、摩擦を受ける物体の微細構造を解析し、接触面の直下で摩擦の初期段階から微細結晶組織の変化や表面酸化が生じていることを発見した。摩耗に起因するエネルギーや素材の損失を低…詳細を見る -
UCバークレー、天然由来のミネラルを利用して雨水を浄化する技術を発表
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、マンガン酸化物でコーティングした砂を利用して雨水から有害物質を除去する方法を発表した。水不足に悩む地域において安全で豊富な水源の確保や、河川の汚染防止につながる。研究成果は、…詳細を見る -
自動車の重量を半減する――Gordon Murray Designのシャーシフレーム技術「iStream Superlight」
著名な自動車デザイナー Gordon Murray氏率いるGordon Murray Designは、車体重量をこれまでの半分にカットするシャーシフレーム技術「iStream Superlight」と、同技術による軽量シ…詳細を見る -
人工光合成による水素製造を目指す――ケンブリッジ大、藻類を用いた半人工的光合成の効率化に成功
ケンブリッジ大学の研究チームが、藻類を用いた半人工的な光合成を利用して、効率よく水素燃料を生産する新しい手法を考案した。太陽光を利用して水を分解し、水素と酸素を生産するもので、研究成果は、2018年9月3日の『Natur…詳細を見る