カテゴリー:エンジニア分野別
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メタマテリアルを使って磁場を遠隔的に制御する手法を開発――1世紀以上前からの定理を回避
サセックス大学とバルセロナ自治大学の共同研究チームが、178年来の理論「アーンショーの定理(Earnshaw theorem)」を回避して、少し離れた場所の雑音磁場を遠隔的に打ち消す手法を考案した。負の透磁率を持つ人工物…詳細を見る -
排気量1.6L/2.1Lの産業用立形水冷ディーゼルエンジンを開発――小型で高出力、欧米の排出ガス規制に準拠 ヤンマー
ヤンマーホールディングスは2020年12月14日、同社グループのヤンマーパワーテクノロジーが、排気量1.6L/2.1Lの高出力産業用立形水冷ディーゼルエンジン「3TN86CHT」(3気筒)および「4TN86CHT」(4気…詳細を見る -
無人ロボットによるボードゲーム対決のスペシャルサイトが公開――ロボットトイ「toio」とのコラボレーション企画にTeam Cross FAが協力
日本サポートシステムは2020年12月15日、「最先端の技術をもつ企業との対戦コラボレーション企画『無人ロボットボードゲーム対決』」のスペシャルサイトが公開されたと発表した。 同企画は、ソニー・インタラクティブエン…詳細を見る -
3Dバイオプリントを利用して膝軟骨を再生――膝の半月板を切除しない施術を目指す
米ウェイクフォレスト再生医療研究所(WFIRM)の研究チームは、軟骨組織を3Dバイオプリントする新しい方法を開発した。けがや関節炎で損傷した膝の機能回復に役立つ可能性がある。研究結果は、2020年9月25日付けの『Che…詳細を見る -
超高容量を示すナトリウムイオン電池向け炭素負極材料を開発――ナノサイズの空孔を多くもつハードカーボンを合成 東京理科大学ら
東京理科大学は2020年12月14日、物質・材料研究機構および岡山大学と共同で、超高容量を示すナトリウムイオン電池向け炭素負極材料を開発したと発表した。 資源量が豊富なナトリウムを利用したナトリウムイオン電池は、電…詳細を見る -
有機ケイ素材料の高機能化や製造コスト削減を可能にする鉄錯体触媒を開発――空気中でも高い安定性を備える NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年12月14日、北里大学および大阪市立大学と共同で、有機ケイ素材料の高機能化や製造コスト削減を可能にする鉄錯体触媒を開発したと発表した。 シランカップリング剤…詳細を見る -
中国の「人工太陽」、初の放電に成功
中国四川省成都市で建造された「HL-2M」トカマク型反応炉が2020年12月4日、初の放電に成功した。 The HL-2Mは、中国独自設計による次世代先進磁場閉じ込め核融合実験研究装置だ。同プロジェクトは、2009…詳細を見る -
2重ガラス内に液体を封入した「スマートウィンドウ」を開発――ビルの省エネ性能が約2倍改善
シンガポールの南洋理工大学(NTU:Nanyang Technological University)の研究チームは、ハイドロゲルベースの液体を2枚のガラスパネルで挟んだ「スマートウィンドウ」を開発した。従来の窓ガラスと…詳細を見る -
自動運転に使用するレーダーセンサーの精度を高めるPBTを開発 BASF
BASFは2020年12月11日、車両のレーダーセンサー向けの改質ポリブチレンテレフタレート(PBT)「Ultradur(ウルトラデュアー) RX」を開発し、販売開始したと発表した。自動運転に使用するセンサーの高い要件を…詳細を見る -
安価な非毒性の元素のみで構成された直接遷移型の近赤外線向け半導体を発見 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年12年11日、東京工業大学と共同で、安価で毒性のないカルシウム、シリコン、酸素から構成される「Ca3SiO」が、赤外線用のLEDや検出器として応用できる直接遷移型の半導体であるこ…詳細を見る