カテゴリー:エンジニア分野別
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MIT、二酸化炭素を使う新型リチウム二次電池を開発
マサチューセッツ工科大学機械工学科のBetar Gallant准教授らは、発電所などから排出される二酸化炭素を取り込んで稼働する新型リチウム二次電池を開発したと発表した。この技術を用いれば、二酸化炭素の回収と電気エネルギ…詳細を見る -
原子レベルに薄い遷移金属ダイカルコゲナイド、コンピューターの速度を数百万倍に高める可能性
遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)は、数百万倍の速度でコンピューターを稼働させ、情報を100万倍もエネルギー効率良く保存できる可能性のある光学的性能を持つ、という研究結果がジョージア州立大学から発表されている。 …詳細を見る -
ドローンや自動運転分野での活用に期待――スペースリンク、センチメートル級のリアルタイム測位ができる測位受信機「3周波マルチGNSS受信機」を発表
スペースリンクは2018年11月1日、センチメートル級のリアルタイム測位ができる高性能測位受信機「3周波マルチGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機」を発表した。高い精度や…詳細を見る -
異種金属が接合された部品も加工できる――シチズンマシナリー、残材を大幅に削減する「摩擦接合技術」を開発
シチズンマシナリーは2018年11月1日、加工後に残る残材を大幅に削減できる「摩擦接合技術」を開発したと発表した。材料コストやエネルギーの低減に貢献でき、工程集約によるコストダウンや品質安定化の実現に寄与するとしている。…詳細を見る -
125℃までの動作温度を保証――富士通セミコンダクター、5V対応の64KビットFRAM「MB85RS64VY」を開発
富士通セミコンダクターは2018年10月30日、125℃までの動作温度を保証し、最大5.5Vの電源電圧に対応する、SPI(シリアル・ペリフェラル・インターフェース)を持つ64KビットFRAM(Ferroelectric …詳細を見る -
水の電気分解を加速する新触媒を開発――水素の効率的な工業生産を目指す
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームが、水の電気分解を加速する、経済的かつ安定で実用性の高い新触媒を開発した。従来のイリジウム酸化物やルテニウム酸化物よりも多孔質な触媒であるパイロクロア型複合酸化物の製造方法…詳細を見る -
阪大、透明な熱電材料の作製技術を開発――安価で無毒、熱電変換出力は従来の3倍
大阪大学は2018年10月31日、ZnOナノワイヤを薄膜中に導入することで、材料の透明性を維持したまま、熱電変換出力因子を3倍増大し、かつ熱伝導率を低減することに成功したと発表した。一般的なガラス・透明デバイスに貼り付け…詳細を見る -
EV用モーターのローター形状を、AIを用いたトポロジー最適化手法で自動設計するプログラムを開発 明電舎と北大
明電舎は2018年10月31日、北海道大学と共同で、AIを用いたトポロジー最適化手法によるEV用モーターの設計支援プログラムを開発したと発表した。 電気自動車(EV)で多く使われるPMモーターの内部には、永久磁石が…詳細を見る -
東工大と熊本大、ナノグラフェンの水溶化と分子膜作製に成功――ミセルを分子コンテナにして輸送
東京工業大学と熊本大学は2016年10月31日、ミセル型カプセルを利用した「分子コンテナ法」を開発し、難溶性のナノグラフェン分子の水溶化と、基板上への高配向組織化膜の作製に成功したと発表した。 グラフェンの中でも、…詳細を見る -
折り曲げられるスマートフォンも――原子サイズの生分解性新材料を開発
生分解性素材を使い、極めて薄く、曲がるスマートフォンが作れるほど柔軟な新材料が、オーストラリア国立大学(ANU)で開発された。 この新材料は、原子1~数個分の厚さの単結晶ペンタセンの層と、原子1個分の厚さの二セレン…詳細を見る