タグ:二酸化炭素
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CO2を20%混合した合成ガスからFT合成燃料を生成 住友重機械工業
住友重機械工業は2023年10月12日、群馬県立産業技術センターの協力を得て、二酸化炭素(CO2)を20%混合した合成ガスからの、FT合成燃料の生成に成功したと発表した。この研究から、発電所や工場などから排出されるCO2…詳細を見る -
廃プラスチックを実質コストゼロでアップサイクル――水素とグラフェンを得る一石二鳥の「フラッシュ・ジュール加熱法」
水素は、化石燃料に代わる有望な燃料として注目されている。しかし、一般的な水素製造法である水蒸気メタン改質(Steam-Methane Reforming:SMR)では二酸化炭素が発生する。また、再生可能エネルギーを利用し…詳細を見る -
二酸化炭素を触媒により活物質として利用した、新しいレドックスフロー電池を発表 産総研と京大
産業技術総合研究所(産総研)は2023年10月4日、京都大学と共同で、新しいレドックスフロー電池を開発したと発表した。触媒を介した二酸化炭素とギ酸塩のレドックスを利用している。 出力部と容量部が独立し、出力/容量設…詳細を見る -
バングラデシュの米農家を助ける――水や燃料の節約に貢献するNASAの衛星観測データ
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年8月3日、同局の衛星観測データが、バングラデシュの米農家の水や燃料の節約に貢献すると発表した。 人口約1億7000万人のバングラデシュにおいて、米は欠かせない作物であり、そ…詳細を見る -
欧州、EVの急速充電ステーションを60kmごとに設置を義務付けへ
欧州理事会は2023年7月25日、欧州全域における急速充電および水素ステーションの増設に向けた新法案を採択した。 採択された「代替燃料インフラ規則(AFIR:Alternative Fuel Infrastruct…詳細を見る -
ハライドペロブスカイト太陽電池技術を使い、水から水素をつくる効率を高める
韓国光州科学技術院を中心とする共同研究チームが、有機金属ハライドペロブスカイト太陽電池による水の電気分解に向けて、分解効率を高める電極構造を考案した。陽極内部で発生する光生成電荷キャリアの再結合による損失を抑制し、電気分…詳細を見る -
廃棄木材を鋼鉄並みの素材に再生する、DARPAの「WUD」プログラム
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、廃材や段ボール、紙などのセルロース系廃棄物を再利用し、軽量で強度の高い素材に作り変える「WUD(Waste Upcycling for Defense)」プログラムを推進してい…詳細を見る -
仏Stellantis、小型で安価なEVを可能にする新型バッテリーシステムを発表
仏StellantisとSaft、フランス国立科学研究センターの研究チームが2023年7月20日、4年にわたる共同研究プロジェクトの成果として、インバーターと充電器の機能を統合した二次電池システムを発表した。統合により効…詳細を見る -
二酸化炭素にのみゲートを開いて吸着する、フレキシブル多孔性材料を発表 京都大学アイセムス
京都大学アイセムスの北川進特別教授らの研究グループは2023年8月2日、中国同済大学と共同で、さまざまなガス分子の中から、二酸化炭素(CO2)に対してのみゲートを開いて吸着するフレキシブル多孔性材料を発表した。これまで未…詳細を見る -
ケンブリッジ大、太陽光をエネルギーに、クリーンなアルコール燃料を生成する技術を開発
ケンブリッジ大学の研究グループは、光合成の過程を再現して、二酸化炭素と水から液体燃料を生成する太陽光技術を開発した。生成物は、既存の航空機や自動車にそのままで使えるアルコール燃料として利用できる。研究成果は、『Natur…詳細を見る