タグ:Advanced Energy Materials
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音波を使った水電気分解でグリーン水素生産を従来より高める新手法――製造時に必要なエネルギーを25%以上削減の可能性も
電気分解の際に、高周波のハイブリッド音波を利用して水分子を分裂させ、通常の電気分解技術に比べて低エネルギーでより速く水素を放出させる、環境に優しい新手法が開発された。この研究は豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)…詳細を見る -
人体内で発電するカプセル型微生物燃料電池を開発
飲み込めるカプセル型デバイスは、医学分野におけるさまざまな診断や治療への応用が期待されている。しかし開発を妨げる要因として、デバイスへどのように電力を供給するのかという課題がある。 全長が6mを超える小腸は、検査機…詳細を見る -
独ケムニッツ工科大学の研究チームが世界最小のバッテリーを開発
コンピュータの小型化のトレンドは絶え間なく続いている。1990年代に構想された、センサなどを微小化する「スマートダスト」は、技術開発は続けられているものの、いまだ黎明期からは抜け出せていない。この超小型コンピュータ実用化…詳細を見る -
リチウムイオン電池リサイクルの課題と今後の取り組みについての総説を発表
独ミュンスター大学を中心とする研究チームが、リチウムイオン電池リサイクルの発展についての総説を発表した。2022年1月10日付で『Advanced Energy Materials』に掲載されたこの総説では、電池リサイク…詳細を見る -
排気管を発電機に変える――廃熱を効率的にエネルギーに変える3Dプリント熱電チューブを開発
韓国蔚山科学技術大学(UNIST)の研究チームは、工場や自動車が出す排ガスの廃熱から効率的に発電できる、熱電モジュールをチューブ状に3Dプリントする技術を考案した。熱電材料のテルル化鉛(PbTe)にナトリウム(Na)また…詳細を見る -
鉛フリーで環境に優しい屋内用太陽電池を開発――部屋の明かりでスマホを充電
インペリアルカレッジロンドン大学を中心とした研究チームは、室内光でウェアラブルデバイスを駆動するのに十分な起電力を持ち、環境に優しい太陽電池材料を発見したと発表した。研究結果は、2020年11月3日付けの『Advance…詳細を見る -
産業で排出される二酸化炭素を有用な化学燃料合成ガスに変換する手法を開発
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究チームは、二酸化炭素(CO2)を燃料やプラスチックの素材である合成ガスに変化する方法を開発した。研究成果の詳細は、『Advanced Energy Materials』誌に20…詳細を見る -
伸縮に強いスーパーキャパシタを開発――カーボンナノチューブの“森”を利用
ミシガン州立大学の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)を利用して伸縮性に優れたスーパーキャパシタを作製した。医療分野をはじめとするウェアラブルデバイスへの伸縮可能な電源として適用できる。研究成果は、2019年4月…詳細を見る -
高価なプラチナ触媒を代替できる――貴金属フリーの高エントロピー合金を発見
独ルール大学ボーフム校(RUB)とマックスプランク鉄鋼研究所(MPIE)の研究者らは、プラチナ合金とほぼ同等の作用をする貴金属フリーの高エントロピー合金を発見した。プラチナに替わる安価な電極触媒として、燃料電池や空気電池…詳細を見る -
米セントラルフロリダ大学、リチウムイオン電池と金属空気電池を高性能化する技術を開発
米セントラルフロリダ大学の研究チームは、2つの有望な電池性能向上技術を発表した。1つはリチウムイオン電池のサイクル寿命を向上する合金薄膜製陰極の開発で、もう1つは高効率な亜鉛空気電池の酸化還元反応を促進する新たな触媒の開…詳細を見る