タグ:学術
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排熱を使って発電できる――赤外線を捉えて直流に変換する発電デバイスを開発
アメリカのサンディア国立研究所は、シリコンベースの約8.5×8.5mmの薄型デバイスによって熱源から発生する赤外線を捉え、直流に変換するデバイスを開発したと発表した。研究成果は『Physical Review Appli…詳細を見る -
100万度の太陽コロナに大接近――それでもNASAの太陽探査機が溶けない理由
NASAの太陽探査機「Parker Solar Probe(パーカー・ソーラー・プローブ)」が、2018年8月に太陽に向けて打ち上げられる。温度100万度以上の太陽コロナ圏内に深く侵入して太陽に接近、観測する予定だが、そ…詳細を見る -
コンピューターチップの冷却に利用できる熱伝導クリスタル
アメリカのテキサス大学ダラス校自然科学数学科物理学専攻のBing Lv准教授らは、2018年7月5日、熱伝導率が非常に高いヒ化ホウ素と呼ばれる半導体結晶を製作したと発表した。ヒ化ホウ素は熱伝導率が高く、安く製作できるとあ…詳細を見る -
水の電気分解により水素を大量製造できるハイブリッド触媒を開発
ヒューストン大学とカリフォルニア工科大学の共同研究チームが、水の電気分解を加速する安価なハイブリッド触媒を考案した。これまで必要だった2種類の触媒に対して、1種類の触媒で水素生成と酸素生成の両方を加速し、従来の白金族触媒…詳細を見る -
世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功
アメリカのバーモント大学の博士課程学生のSanghita Sengupta 氏らは、世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功したと発表した。研究成果は『Physical Review Letters』に論文「Theor…詳細を見る -
氷点下でもEVの急速充電が可能――自己発熱するリチウムイオンバッテリーを開発
米ペンシルベニア州立大学の研究グループは、氷点下でもバッテリー性能を劣化させずに急速充電できる電気自動車向け自己発熱型リチウムイオンバッテリーを発表した。研究成果は、米国科学アカデミー発行の機関誌『PNAS』(米国科学ア…詳細を見る -
3Dプリンターを使って磁化方向を自在に――MIT、反応が迅速な磁場利用のソフトロボットを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のZhao教授らの研究グループは、3Dプリンターを使って磁場を利用して動くソフトロボットを作成したと発表した。 ソフトロボットに磁石を近づけると、瞬時に伸縮しながらクモのように動…詳細を見る -
低エネルギーで複数電子を授受できる超原子を作成――高効率のバッテリーや半導体の実現が視野に
米バージニアコモンウェルス大学のKhanna教授らの研究グループは、低エネルギーで複数の電子の授受が可能な超原子を作成する方法を発見したと発表した。効率的なバッテリーや半導体の開発につながる可能性がある。研究結果は、20…詳細を見る -
赤外線カメラから身を隠す!?――ブラックシリコンベースのステルス・シートを開発
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、赤外線カメラから発熱体を隠すステルス・シートを開発した。シリコンウェハー表面に微細ナノワイヤ構造を形成した「ブラックシリコン」を更に高度化して、可視光だけでなく赤外線まで吸収…詳細を見る -
大気中の二酸化炭素から直接燃料を作り出す製造プロセス
アメリカのハーバード大学応用科学工学科のDavid W. Keith教授は、大気中の二酸化炭素から直接燃料を精製する技術を利用したパイロットプラントの運用を成功させ、費用対効果の高いコストを達成できることを発表した。温暖…詳細を見る