タグ:導電性高分子
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電気を蓄える構造部材も――高い構造強度を備えたスーパーキャパシタを開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、カーボンファイバーや導電性高分子などの斬新な組み合わせにより、構造強度とエネルギー貯蔵能力の両方を併せ持つ構造スーパーキャパシタを開発した。導電性高分子と還元型酸化グラフェ…詳細を見る -
室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発――有機電子デバイス開発の技術革新に寄与 東京大学ら
東京大学は2023年7月4日、同大学物性研究所、同大学大学院新領域創成科学研究科および分子科学研究所らの共同研究グループが、室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発したと発表した。 昨今、軽量で柔軟な…詳細を見る -
汚染水をろ過して発電もする多機能膜を開発
一般的に、雨水や海水、河川水、下水、排水のような汚染された水を利用可能な水質に浄化する過程は、多くのエネルギーを必要とする。しかし、韓国科学技術研究所(KIST)と明知大学校を中心とする韓国の研究チームは、汚染水を浄化し…詳細を見る -
粘土のように変形し、高い電気伝導度を示す――エレクトロニクス向けのアモルファス配位高分子物質を発見
シカゴ大学の研究チームが、プラスチックのように製造でき、金属のように電気を伝える材料を発見した。Ni原子を介して複素環式有機硫黄化合物を直鎖状としたアモルファス配位高分子の積層構造であり、高い電気伝導性を示すとともに金属…詳細を見る -
ミノムシの糸と導電性高分子を組み合わせた新複合繊維材料を開発 筑波大学
筑波大学は2021年10月22日、ミノムシが産出する高強度の繊維と導電性高分子ポリアニリンを組み合わせることで、両素材の特徴を併せ持つ新しい複合繊維材料を開発したと発表した。 ミノムシが産出するのはタンパク質を成分…詳細を見る -
有機EL用導電性高分子を筆で塗る手法で高い配向度の膜作製に成功――フレキシブルデバイスの外光反射防止や高輝度表示に寄与 広島大学
広島大学は2020年9月28日、有機EL用の高分子を溶かした溶液を筆で塗る手法を用いて、高い配向度の膜の作製に成功したと発表した。同発表によると、筆で塗る手法(ブラッシュプリンティング法)を用いた、発光する高分子の配向膜…詳細を見る -
体温で発電するウェアラブルデバイスも――熱電発電デバイス向け導電性プラスチックの研究 名古屋大学
名古屋大学は、IoTデバイス向けの体温を利用した発電デバイスの開発へ向けて、その有望な材料である導電性高分子の重要な特性を解明したと発表した。ポリマー内の原子鎖の捻れがほどかれることで、導電性が向上することを示すもので、…詳細を見る -
導電性高分子の熱電変換性能を決定するメカニズムを解明――フレキシブルな電池の開発へ前進 名大ら
名古屋大学は2020年2月17日、北海道大学および産業技術総合研究所と共同で、導電性高分子(導電性プラスチック)における熱電変換性能の上限を決定するメカニズムを解明したと発表した。 名古屋大学によると、IoT機器へ…詳細を見る -
導電性高分子に熱起電力が生成するメカニズムを解明――より高効率の熱電変換素子の開発に期待 東京大学など
東京大学は2019年12月20日、導電性高分子に熱起電力が発生するメカニズムを解明したと発表した。 同研究は、産業技術総合研究所との共同研究拠点である産総研・東大先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラト…詳細を見る -
世界初、半導体プラスチック材料でイオン交換現象を発見――イオンで電子を制御して金属性プラスチックを実現 東大
東京大学は2019年8月29日、同大学の研究グループが世界で初めて、水の浄化やタンパク質の抽出/精製に使用される「イオン交換」が半導体プラスチック(高分子半導体)でもナノメートルサイズの隙間を用いて可能であることを明らか…詳細を見る