タグ:慶應義塾大学
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1組しかない三角形の組――高度に抽象化された現代数学「数論幾何学」で、素朴な定理の証明に成功
慶應義塾大学の研究グループは2018年9月12日、「辺の長さが全て整数となる直角三角形と二等辺三角形の組の中には、周の長さも面積も共に等しい組が(相似を除いて)たった1組しかない」という、これまで知られていなかった定理の…詳細を見る -
ダ・ヴィンチのスケッチは正しかった? 量子乱流のユニークな構造を発見
大阪市立大学と慶應義塾大学は2018年4月10日、極低温状態で発生する量子乱流の発達に伴い、常流体の速度分布が大きく変形することを発見したと発表した。 乱流の発生メカニズムや特徴について、理学や工学などの分野で数多…詳細を見る -
磁性絶縁体を用いて、グラフェンの電子スピンの向きを制御する新技術を開発――スピントランジスタの実現に向け前進
量子科学技術研究開発機構、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学、慶應義塾大学らの研究グループは2018年4月4日、グラフェン回路を用いたスピントランジスタの実現に不可欠な、電子スピンの向きを制御する新技術を開発したと…詳細を見る -
チップ上光集積素子へ新たな道――慶大ら、シリコン上に直接形成可能なグラフェン高速発光素子を開発
慶應義塾大学らは2018年3月29日、JST戦略的創造研究推進事業において、九州大学と共同でシリコンチップ上で動作する高速なグラフェン発光素子を開発したと発表した。光のオンオフを高速に変化できるメカニズムも新たに発見した…詳細を見る -
慶應大、有機分子で電子のスピンを制御――変換効率の向上が可能に
慶應義塾大学は2018年3月27日、金属をベースとしたスピントロニクス素子の機能を、有機分子により制御する新原理を明らかにしたと発表した。 スピントロニクス技術は電子の電気的性質(電荷)の流れである電流に加え、電子…詳細を見る -
3Dプリンターによる造形品をピカピカに――慶大ら、鋼材を超平滑化する複合レーザープロセスを実現
慶應義塾大学は2018年3月9日、矢崎総業、オプトクエストと共同で、鋼材表面の凹凸を複合レーザープロセスによりサブミクロンレベルで除去することに成功したと発表した。 金属材料の切削加工品では、表面粗さの低減のため、…詳細を見る -
東大など、3次元空中ディスプレイに応用可能な空中浮遊/移動するLED光源を開発
東京大学は2018年1月9日、慶應義塾大学と共同で、超音波集束ビームを用いた空中浮遊/移動が可能なLED光源を開発したと発表した。蛍のように光ることから、ゲンジボタルの学名より「Luciola(ルシオラ)」と名付けたとい…詳細を見る -
ニプロ、慶大と共同で医薬用ガラス包装容器に応用可能なDLC成膜技術の開発に成功
ニプロは2017年12月28日、慶應義塾大学理工学部 鈴木哲也教授との共同開発により、ガラス表面への「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)」の成膜技術を開発したと発表した。 DLCとは人体に多く含まれ、生体組織から…詳細を見る -
慶大と京大、超原子と呼ばれる金属を内包したシリコンナノクラスターの大量合成に成功
慶應義塾大学と京都大学は2017年9月14日、気相中で生成させた化学種を液体中に直接打ち込む手法を開発し、超原子と呼ばれる「金属内包シリコンナノクラスターM@Si16」を大量合成し、構造決定することに成功したと発表した。…詳細を見る -
東北大と慶大など、銅に音波を注入することでスピン流を生成
東北大学と慶応大学らの研究グループは2017年8月18日、銅への音波の注入により電子の持つ磁気の流れ「スピン流」を生成し、磁石の磁気量を変化させることに成功したと発表した。 磁気は、スピンと呼ばれる物質中における電…詳細を見る