タグ:酸化還元反応
-
水素を安価に長期間貯蔵できる反応炉を開発――水蒸気と鉄の酸化還元反応を利用
スイスのチューリッヒ工科大学は2024年8月28日、同大学の研究チームが鉄鉱石と水素の酸化還元反応を利用することにより、水素を安全に長期間貯蔵する手法を考案したと発表した。従来型の水素貯蔵設備に比べて約10倍安価な貯蔵方…詳細を見る -
新しい固体亜鉛ヨウ素二次電池を設計――デンドライト形成を防ぎ長寿命化
中国の松山湖材料実験室は、新しい固体亜鉛ヨウ素電池(以下、ZnI2電池)を設計した。デンドライト形成を防ぐことでサイクル寿命を向上させるという。この研究は、固体ZnI2電池による信頼性の高いエネルギー貯蔵実現に有望な見通…詳細を見る -
窒素とホウ素で強化した鉄/クロムレドックスフロー電池
中国石油大学は2024年6月5日、同大学の研究チームが、鉄/クロムレドックスフロー電池用の窒素/ホウ素ドープ複合電極を開発したと発表した。同電池は、大規模なエネルギー貯蔵システムとしてレドックスフロー電池の実用化を促進す…詳細を見る -
反応速度が10万倍に――MIT、微小電流で触媒反応を加速する手法を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、有機合成反応に汎用的に用いられている酸による熱化学触媒において、数百mVの比較的小さな電位を負荷することにより反応速度を最大10万倍に高めることに成功した。汎用化学品の原…詳細を見る -
塩水を使用する二次電池を試験的に設置
スタートアップ企業である蘭AQUABATTERYが2023年12月5日、開発したフロー電池の性能をテストするプロジェクトに向け、ノルウェーの大手再生可能エネルギー企業であるStatkraftと提携を結んだと発表した。 …詳細を見る -
LIBの数倍のエネルギー密度を実現する、超高エネルギー密度型革新電池「SHUTTLE Battery™」とは[CONNEXX SYSTEMSに聞く、次世代電池の現状と今後の展望]
画像出典:CONNEXX SYSTEMS株式会社コーポレートサイト | 研究開発 | SHUTTLE BatteryTM 充放電のできる二次電池として、ニッケル系や鉛系の充電池が長い間利用されてきました。1990…詳細を見る -
Liイオンの酸化還元反応を用いた全固体酸化還元型トランジスタを開発――物理リザバーとして利用可能 東京理科大とNIMS
東京理科大学は2023年7月3日、Liイオンの酸化還元反応を利用し、物理リザバーとして優れた性能を有する全固体酸化還元型トランジスタを、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で開発したと発表した。 計算リソースや消費…詳細を見る -
ビタミンと海苔で「食べられる充電池」を開発
イタリア技術研究所(IIT)は、「食べられる電池」を開発した。材料すべてが食品に含まれる物質という充電式電池で、小型LEDを点灯させるのに十分な電力を供給する。研究成果は、『Advanced Materials』誌に20…詳細を見る -
2つの膜を使う新設計のレドックスフロー電池――低コストかつ長期的なエネルギー貯蔵に期待
エンジニアと化学者たちの研究チームが、膜を2つ使う新しい設計のポリサルファイド(polysulfide)-空気レドックスフロー電池(PSA RFB)を開発した。これは、長期的なエネルギー貯蔵を低コストで可能にする鍵となる…詳細を見る -
バイオ燃料の製造コスト削減につながる補酵素生成技術を開発――人工光合成への活用にも意欲
バイオマスからブタノールやエタノールを製造するコストを半分にできれば、バイオ燃料やフレックス燃料が化石燃料との価格競争力を増してくるかもしれない。そう考えて研究に取り組んできた米オハイオ州立大学の研究チームは2021年1…詳細を見る