タグ:Advanced Science
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マイクロメートルスケールの微細で複雑な形状の部品を高速で再現性よく造形する、氷テンプレートを使用した3Dプリント技術の開発
米カーネギーメロン大学の研究チームが、滑らかな壁面と分岐構造を持つ氷テンプレートを作製できる3Dプリント技術の開発に成功した。氷テンプレートは、最小で50µmほどの微細で複雑な形状を持つ部品を高速で製造するための犠牲テン…詳細を見る -
ウェアラブルデバイス向けに柔軟で折り畳み可能な太陽電池セルを開発
これまでになく柔軟で耐久性のある太陽電池セルが、韓国の釜山大学校(PNU)で開発された。 現在の太陽電池セルの多くは硬質のフラットパネルで、自由に変形させたり、折り畳んだりできない。太陽電池セルをウェアラブルデバイ…詳細を見る -
1960年代からの謎を解く、超硬材料タングステンボライドの合成と結晶構造の解明に成功
ロシアのスコルコボ科学技術研究所Skoltechを中心とする研究チームが、超硬工具に不可欠なタングステンカーバイドを代替する可能性があるタングステンボライドを合成するとともに、1960年代からの謎であった結晶構造を明らか…詳細を見る -
太陽光で廃プラスチックを燃料に変える――低コストで環境に優しい光触媒を開発
南洋理工大学(NTUシンガポール)は、太陽光を利用して、廃プラスチックを有用性の高い化学物質に変える手法を発明した。非生分解性のポリエチレンなども、ギ酸やギ酸メチルといった燃料や化学工業原料に作り変えることができるという…詳細を見る -
厚さわずか2原子の金ナノシートの製造に成功
英国リーズ大学の研究チームが、わずか2原子分相当の厚さの金ナノシートを作成する手法を開発した。常温におけるシンプルな水溶液合成によって作成するもので、得られる金ナノシートは、極めて高い触媒効率が得られることが示された。化…詳細を見る -
貼るだけで心機能の連続モニターが可能な「電子タトゥー」
テキサス大学オースティン校の研究チームは、簡単かつ正確に心臓の健康状態をモニターできるウェアラブルデバイスを開発した。極薄軽量で伸縮性に優れた「電子タトゥー」で、スマートフォンから遠隔操作できるうえ、長期間身につけていて…詳細を見る -
患者由来の細胞を使い、バイオプリンターで3D心臓モデルを制作
イスラエルのテルアビブ大学は2019年4月15日、3Dプリンターを使って患者の細胞と生体物質から血管を伴う立体的な心臓のモデルを作ることに成功したと発表した。研究成果は、『Advanced Science』ジャーナルに掲…詳細を見る -
10倍以上の電池容量を実現――沖縄科学技術大学、シリコン積層電極を使ったリチウムイオン電池を発表
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームが、これまでのグラファイトに替えてシリコンを負極に使うことで、リチウムイオン電池の容量と出力を増大するとともに、長寿命化を達成できることを発見した。将来的に、リチウムイオン電…詳細を見る