タグ:Applied Physics Letters
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耐高電圧で堅牢なトランジスタを製造する新手法を発表――界面変形により転位密度を低減
スウェーデンのリンショーピング大学とウエハーメーカーであるSweGaNの共同研究チームは、2020年1月7日、厚さ数ナノメートルの半導体の層を組み合わせるという新しいトランジスタ製造手法を発見し、高出力電子機器向けの新し…詳細を見る -
MFCを使い歩行運動で発電する――ウェアラブルデバイスのバッテリーを不要にするバイオメカニカル発電技術
環境光、温度差、振動といった、私たちを取り巻く環境から得られる微小なエネルギーを電力に変える環境発電(energy harvesting)。人がその上を歩くと発電する床発電や、風による動きを電力に変える旗発電などが知られ…詳細を見る -
5G時代に活用できるフレキシブルCNT薄膜パッチアンテナを開発
米ライス大学工学部の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)薄膜でできたマイクロストリップパッチアンテナを開発し、銅箔を用いたアンテナと同等の放射効率を持つことを確認した。軽量薄型、柔軟、丈夫なアンテナとして、来たる…詳細を見る -
磁性流体を使う新たなレンズ製造技術――低コストで小ロットにも対応
ワシントン州立大学とオハイオ州立大学の研究チームは、高価な金型を使わないモールドレンズの作製方法を開発した。磁石と磁性流体を使って形状を制御する。研究成果は、2019年5月20日付けの『Applied Physics L…詳細を見る -
次世代電子デバイス「マグノンデバイス」のノイズ特性が明らかに
電子デバイスが実用的な用途に使えるのか、特にノイズ特性は重要な指標だ。カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームは、次世代電子素子として注目を集めるマグノンデバイスのノイズに関する考察を行い、実用化に向けた重要な一歩を…詳細を見る -
RF MEMSスイッチを改良――次世代携帯電話向けに高耐久性MEMSスイッチを開発
次世代の無線端末では、利用する通信方式に応じて回路構成を動的に再構成する無線回路技術が重要だ。そのため、特に小型化が求められる携帯電話では、RF(高周波)MEMS技術が重要になる。 信号をON/OFFするスイッチを…詳細を見る -
超伝導コンピューターを実現するレニウム金属メッキ超電導体を開発
コロラド大学環境科学共同研究所CIRESの研究チームが、電子回路基板などに容易に活用できる、金属メッキ超電導体を開発した。電気メッキにより、金(記号:Au)の層でサンドイッチされた極薄レニウム(記号:Re)層を作成したと…詳細を見る -
NIMS、ダイヤモンドがベースのトランジスタ「MOSFET」の開発に成功
国立研究開発法人の物質・材料研究機構(NIMS)の研究チームが、ダイヤモンドベースのトランジスタを製造する、新しいプロセスを開発した。現在のシリコンベースのトランジスタの限界を超え、高温や放射線条件下でも作動するエネルギ…詳細を見る -
鉛筆に巻き付けられるほど薄い厚さ1μmの超薄型太陽光発電装置を開発
韓国光州科学技術院の科学者チームは、普通の鉛筆に巻き付けられるほど柔軟性の高い超薄型太陽光発電装置を開発した。スマートウォッチや活動量計、スマートグラスといったウェアラブルデバイスの電源としての使用を想定している。詳しい…詳細を見る