タグ:Applied Physics Letters
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世界最高電圧、最高強度の電子銃を開発――電子を一瞬で光速の80%まで加速
米国エネルギー省(DOE)傘下のブルックヘブン国立研究所(BNL)は、2024年10月10日、世界最高電圧の偏極電子銃を設計し、テストしたと発表した。この電子銃は、世界初の完全偏極電子・イオン衝突型加速器(EIC)構築に…詳細を見る -
東北大が応力を記録する新材料の開発に成功 構造診断の技術革新に期待
東北大学は2024年5月9日、機械的刺激に対する応力を記録する新材料を開発したと発表した。新材料を構造物などの表面に塗布し、残光を観察すると、過去に受けた荷重を定量的、長期的に読み出せる。大学は、道路や橋、トンネルなどの…詳細を見る -
中国科学院、熱音響冷凍技術の効率を従来の2.7倍に改善――エネルギー消費効率1.12を達成
中国科学院理化技術研究所(Technical Institute of Physics and Chemistry)の研究チームは、熱駆動型熱音響冷凍機(HDTR)について、冷却効率を従来の2.7倍に改善する新たなデバイ…詳細を見る -
世界初、深紫外半導体レーザーの室温連続発振に成功 名古屋大と旭化成
名古屋大学は2022年11月25日、同大学未来材料・システム研究所の研究グループが旭化成と共同で、UV-C帯域274nmの深紫外半導体レーザー(UV-C LD)の室温連続発振に世界で初めて成功したと発表した。UV-C L…詳細を見る -
電子レンジを改良し、次世代の高密度半導体を製造するためのアニール装置を開発
米コーネル大学の研究チームが、台湾の半導体製造受託企業であるTSMCと協力し、半導体業界が直面している課題を克服する、電子レンジを改良したアニール(加熱処理)装置を開発した。同技術は、次世代の携帯電話やコンピューター、そ…詳細を見る -
人間の眼を模倣した、動くものを検知する光学センサーを開発――人工知能の能力を最大限に発揮
視野の変化を知覚する人間の眼を模倣した光学センサーが開発された。米オレゴン州立大学による研究の成果で、2020年12月8日付で『Applied Physics Letters』に掲載されている。 自動運転やロボティ…詳細を見る -
1ケルビン以下の極低温を計測する超電導温度計を開発
米国立標準技術研究所(NIST)の研究者は、1K(-272.15℃)以下の極低温が計測できる超伝導温度計を発明した。 超伝導温度計の動作温度範囲は1000mK~50mK(-272.15~-273.1℃)で、5mKま…詳細を見る -
「折り紙」にインスパイアされた機械的メモリースイッチを開発
アラブ首長国連邦にあるニューヨーク大学アブダビ校の研究グループは、「クレスリング折り」として知られる折り目のパターンを利用する折り紙でバイナリースイッチを作製したと発表した。作製したデバイスは機械的に動作し、スイッチとし…詳細を見る -
次世代ディスプレイ向けに赤色発光マイクロLEDを開発――単一LEDでRGB発光も可能に
サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST)の研究チームが、元来青色を発光する半導体InGaNを用いて、赤色を安定的に発光させるLEDを作製することに成功した。高品質の高インジウム系InGaNを成長させ、メサ型…詳細を見る -
5Gのその先へ――テラヘルツ波領域で駆動する共鳴トンネルダイオードを開発
5G(第5世代移動通信システム)サービスが始まりつつあるが、米海軍研究所(NRL:Navy Research Laboratory)の研究チームは、5Gのスピードを超えるテラヘルツ帯で動作するデバイスを開発した。窒化ガリ…詳細を見る