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NIMS、全固体電池向けシリコン負極の高容量、安定動作に成功――電気自動車の航続距離大幅延伸に期待
物質・材料研究機構は2018年5月14日、ナノ多孔構造を導入したアモルファスシリコン負極膜が高容量で安定動作することを発見したと発表した。 シリコンは、従来の黒鉛負極と比較して重量容量密度で約11倍、体積容量密度で…詳細を見る -
量子スピン液体状態における「スピン-格子デカップリング現象」を世界で初めて観測 物質・材料研究機構と東大
物質・材料研究機構は2018年4月23日、東京大学と共同で、量子スピン液体状態において電子スピン系と格子系の総合作用が極めて弱くなり、スピンが格子から孤立する「スピン-格子デカップリング現象」を、世界で初めて観測したと発…詳細を見る -
ソフトバンクとNIMS、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置を発表――次世代の革新的電池「リチウム空気電池」の実用化に向けて連携
ソフトバンクと物質・材料研究機構(NIMS)は2018年4月11日、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置に関する覚書を締結したと発表した。共同研究の第一弾として、次世代の革新的電池であるリチウム空気電…詳細を見る -
突然壊れるセラミックス、バーチャルテストで高信頼に――強度のばらつきの解析手法を横国大が開発
横浜国立大学は2018年2月27日、セラミックス構造部材特有の強度のばらつきを予測する数値解析手法を開発したと発表した。材料の微視的な組織情報と関連付けることで破壊強度を予測する。このようなアプローチを採った解析手法は、…詳細を見る -
鉄系超伝導の起源解明に期待――NIMSや立命館大ら、1111型鉄系超伝導体母物質の電子状態解明
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年2月1日、立命館大学らと共同で、鉄系超伝導体探索のもととなる母物質「CaFeAsF」の電子状態を実験的に解明し、ディラック電子と呼ばれる特殊な電子の存在を確認したと発表した。高温…詳細を見る -
NIMS、高い充放電容量と長いサイクル寿命を両立させる二次電池の負極材料を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年1月25日、酸化マンガンナノシートとグラフェンを分子レベルで交互に重ねた材料を合成し、リチウムやナトリウムイオン二次電池の負極材料として使うことで、従来の2倍以上高い充放電容量と…詳細を見る -
NIMS、高速で圧縮しても壊れにくいマグネシウム合金を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年1月24日、高速で圧縮しても壊れずに変形できるマグネシウム合金の開発に成功したと発表した。市販アルミニウム合金に匹敵する変形能で、自動車などの軽量化への貢献が期待できる。 …詳細を見る -
NIMSと横浜国大、高速でき裂が完治する自己治癒セラミックスを開発――フライト中にヒビを治す航空機エンジン用部材への一歩
物質・材料研究機構(NIMS)と横浜国立大学の研究グループは2017年12月21日、航空機エンジンが作動する1000℃において最速1分で、き裂を完治できる自己治癒セラミックスの開発に成功したと発表した。この成果は、フライ…詳細を見る -
東大とNIMS、液体中の原子1つ1つの連続的な可視化に成功
東京大学と物質・材料研究機構(NIMS)は2017年12月15日、液体中の原子1つ1つを可視化することで、不均一に運動している原子の様子を観察したと発表した。 液体は、巨視的には均質にみえるが、原子・分子ごとに、ま…詳細を見る -
産総研など、電圧制御型磁気メモリーの新材料を開発
産業技術総合研究所(産総研)、東北大学、物質・材料研究機構(NIMS)、大阪大学は2017年12月1日、電圧制御型の磁気メモリー(電圧トルクMRAM)用の新材料を開発したと発表した。 固体磁気メモリー(MRAM)は…詳細を見る