タグ:NIMS
-
ヒトの目の錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発――センシングシステムへの応用に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年10月11日、ヒトの目の同様に、明暗の境界が強調される錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発したと発表した。 近年、人工知能システムの開発において、ヒトの知覚原理に基づ…詳細を見る -
液体と気体の粘度を一つの手法で測定する技術を開発――生体試料に基づく健康モニタリングなどへ展開 NIMSと米ハーバード大
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月14日、米ハーバード大学と共同で、液体および気体のいずれの流体でも単一のデバイスで粘度を測定できる技術を開発したと発表した。 粘度はすべての流体を特徴づけるパラメーター…詳細を見る -
ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月3日、東京大学、キール大学と共同で、長年議論が続いていたテントウムシの脚裏の接着原理を解明したと発表した。分子間力(ファンデルワールス力)が主な接着の原因であることを証明した…詳細を見る -
線幅0.6μmの電子配線を印刷可能な2元表面アーキテクトニクス技術を開発 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年5月27日、サブミクロンスケールの任意の領域を選択的に極性化し、金属ナノ粒子の選択吸着によって微細な電子配線を形成する印刷技術「2元表面アーキテクトニクス」を開発したと発表した。…詳細を見る -
希少元素を使わない高効率熱電変換材料を開発――熱伝導率低減と電荷移動度向上を両立 NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年4月17日、産業技術総合研究所と共同で、希少元素を使わずに高い熱電変換効率を実現する材料を開発したと発表した。 一次エネルギーの多くは熱として排出されており、その内320℃…詳細を見る -
大面積酸化物ナノシートの簡便な成膜方法を開発 名古屋大とNIMS
名古屋大学と物質・材料研究機構の共同研究チームが、酸化チタンや酸化グラフェンなどの酸化物ナノシートを基板上に隙間なく単層に稠密配列する、安価で迅速かつ簡便な成膜法を考案した。ホットプレート上の基板表面に、ピペットを用いて…詳細を見る -
安価な非毒性の元素のみで構成された直接遷移型の近赤外線向け半導体を発見 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年12年11日、東京工業大学と共同で、安価で毒性のないカルシウム、シリコン、酸素から構成される「Ca3SiO」が、赤外線用のLEDや検出器として応用できる直接遷移型の半導体であるこ…詳細を見る -
高温ダイヤモンドMEMS磁気センサーの開発に成功――500℃でも高感度で安定して動作 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年11月13日、ダイヤモンドを使って、500℃の高温でも低消費電力で安定に動作する高感度な磁気センサーの開発に成功したと発表した。 既存の高温磁気センサーは、主にコイルセンサ…詳細を見る -
二次元層状物質を積層したトランジスタ型の光多値メモリー素子を開発――光と電子を繋いださまざまな素子に発展することに期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年8月25日、光と電圧の二つの入力値で複数の値を記録できる多値メモリ素子を開発したと発表した。開発したメモリー素子は、二次元層状物質を積層したトランジスタ型のメモリー素子で、記録容…詳細を見る -
電気をかけると色が変わるエレクトロクロミック材料の安定供給を実現――低価格で高性能な調光ガラスの普及へ
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月26日、東京化成工業(TCI)と共同で、電気をかけると色が変わる材料「メタロ超分子ポリマー」を安定的に供給できる合成プロセスを確立したと発表した。メタロ超分子ポリマーの普及に…詳細を見る