アーカイブ:2017年 12月
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東大など、極めて小さな消費電力で動作する新構造トランジスターの開発に成功
東京大学と科学技術振興機構(JST)は2017年12月4日、同大学の高木信一教授らの研究グループが、JST戦略的創造研究推進事業において、極めて小さな電圧制御で動作が可能な量子トンネル電界効果トランジスターを開発したと発…詳細を見る -
ジャガー、SUV「F-PACE」2018年モデルに2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンを搭載
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2017年12月1日、SUV「F-PACE」2018年モデルに新エンジンの2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンを搭載したと発表した。 2.0L直列4気筒INGENI…詳細を見る -
九大、マイクロ波を用いたワイヤレスかつ選択的なスピン流生成技術を開発
九州大学は2017年12月1日、マイクロ波を用いてワイヤレスで選択的にスピン流を生成する技術を開発したと発表した。 電子は、スピンと呼ばれる物理量を持ち、電子が流れると、電流と同時にスピン流が流れる。スピン流は、情…詳細を見る -
積水化学とSecual、太陽電池駆動の窓などに貼れるセキュリティセンサーを開発
Secual(セキュアル)と積水化学は2017年12月1日、太陽電池で駆動する次世代セキュリティセンサーを共同開発したと発表した。 セキュリティセンサーは、長期間の安定的な動作を必要とするため、電源供給が重要な課題…詳細を見る -
英サセックス大、割れにくいタッチパネルを実現する新素材を開発
イギリス、サセックス大学材料物理学科のAlan Dalton教授と共同研究者のMatthew Large博士は2017年10月25日、銀ナノワイヤーとグラフェンを組み合わせたタッチパネルを開発したと発表した。従来のタッチ…詳細を見る -
産総研など、電圧制御型磁気メモリーの新材料を開発
産業技術総合研究所(産総研)、東北大学、物質・材料研究機構(NIMS)、大阪大学は2017年12月1日、電圧制御型の磁気メモリー(電圧トルクMRAM)用の新材料を開発したと発表した。 固体磁気メモリー(MRAM)は…詳細を見る -
京大ら、電子が凍るモット絶縁体を「溶かす」新しい方法を発見――電流を流すだけで電気的・磁気的性質が大きく変化
京都大学は2017年11月30日、同大学の米澤進吾理学研究科助教らによる研究グループが、ルテニウム酸化物のモット絶縁体に電流を流すことで、磁場をはねのける巨大反磁性が現れることを発見したと発表した。 電子技術の基本…詳細を見る -
富士通、既存の材料に比べ3倍の放熱性能を持つ「純カーボンナノチューブ放熱シート」を開発
富士通研究所は2017年11月30日、高い放熱性能を持つ「高熱伝導カーボンナノチューブシート」の開発に成功したと発表した。高熱伝導性と耐熱性を両立する垂直配向カーボンナノチューブで構成された同シートは、既存のインジウムを…詳細を見る -
英エクセター大、光パルスで超高速演算するナノスケールの「光学式そろばん」を開発
英エクセター大学のC. David Wright教授を含む国際研究チームが、光パルスを使用して演算するナノスケールの光学式デバイスを考案した。電子よりも高速な光パルスを使って演算すると同時に、従来の「そろばん」のように結…詳細を見る -
岡山大と京大など、1兆分の1秒の時間スケールで動く液晶分子の直接観察に成功
岡山大学は2017年11月30日、京都大学、筑波大学、九州大学と共同で、これまでにない計測・解析手法を用いて、液晶分子に紫外線光を当てて分子が動く様子を直接観察することに成功したと発表した。同研究手法は液晶分子やソフトマ…詳細を見る