アーカイブ:2018年 2月
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東大、スピン波を利用した人工知能用情報処理チップデバイスを提案――超低消費電力高性能端末機器の実現へ
東京大学は2018年2月23日、スピン波を利用した多入出力情報処理チップデバイスを提案し、それを用いて物理リザバーコンピューティングを実現したと発表した。 IoT社会では、さまざまなモノからのデータを情報処理して活…詳細を見る -
NASAとボーイング、新型形状記憶合金による主翼端の折り畳みに成功――超音速飛行に有効な技術を実証
NASAとボーイングの共同研究チームが、新しい形状記憶合金を使い、飛行中に主翼の端部を折りたたむことに成功した。飛行試験は、NASAのSpanwise Adaptive Wing(SAW)プロジェクトの一部として、アーム…詳細を見る -
IoTデバイス向けプログラミング言語「mruby/c1.1」が公開――組み込み開発の生産性向上へ
しまねソフト研究開発センターは2018年2月23日、九州工業大学と共同で開発しているIoT小型端末向けの組み込みプログラミング言語「mruby/c」の安定版ver1.1を公開したと発表した。 mruby/cは、セン…詳細を見る -
深刻なスキル不足を認識する一方で、企業各社は人材確保に自信――ヘイズ・ジャパン、実態調査の結果を発表
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは2018年2月22日、同社が先ごろ発表した「ヘイズ アジア給与ガイド 2018年版」に基づき、スキル不足と採用に関する意識と実態調査の結果を発表した。 「ヘイズ …詳細を見る -
機械学習により航空会社よりも早くフライトの遅延を予測する「Google Flights」
Googleは2018年1月31日、航空機の検索や予約ができるトラベルアシスタントアプリ「Google Flight」のアップデートを発表した。Google Flightはユーザーフレンドリーなインターフェースを備え、目…詳細を見る -
東大と東北大、乱れが極めて少ない原子層厚さの 2 次元超伝導体を実現し、新規電子相を発見
東京大学と東北大学の研究グループは2018年2月22日、セラミック半導体の一種で、かつ2次元物質と呼ばれる層状窒化物・塩化窒化ジルコニウム(ZrNCl)と二流化モリブデン(MoS2)の表面に厚さ1~2ナノメートルで、乱れ…詳細を見る -
取り込む分子に応じて蛍光が大きく変化――溶媒蒸気の識別が可能な新しい分子集合体材料を作成
筑波大学は2018年2月21日、東京工業大学、京都大学と独ハイデルベルク大学との共同研究で、π共役デンドリマーから形成する多孔性マイクロ結晶の作成に成功したと発表した。今後は新しい分子識別材料としての応用が期待できるほか…詳細を見る -
ポルシェ、新型「911 GT3 RS」を発表――最高出力383kWの自然吸気エンジンを搭載
ポルシェAGのモータースポーツ部門は2018年2月21日、モータースポーツ向けのシャシーを採用し、最高出力383kW(520PS)の4リッター高回転自然吸気エンジンを搭載した「911 GT3 RS」を発表した。911 G…詳細を見る -
超伝導になる準結晶を世界で初めて発見――名古屋大、豊田工業大などのグループ
名古屋大学は2018年1月20日、豊田工業大学、東北大学、豊田理化学研究所との共同研究により、超伝導になる準結晶を世界に先駆けて発見したと発表した。今後、新型の超伝導の解明につながることが期待される。 固体は結晶、…詳細を見る -
グローバル生産が可能な自動車用変速機向け「長寿命転がり軸受」を、日本精工が開発
日本精工は2018年2月21日、自動車の変速機向けに、グローバルでの生産に適した「長寿命転がり軸受」を開発したと発表した。転がり軸受の小型・軽量化を可能にする製品だ。 自動車変速機の小型・軽量化のため、変速機内で使…詳細を見る