アーカイブ:2018年 8月
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氷点下でもEVの急速充電が可能――自己発熱するリチウムイオンバッテリーを開発
米ペンシルベニア州立大学の研究グループは、氷点下でもバッテリー性能を劣化させずに急速充電できる電気自動車向け自己発熱型リチウムイオンバッテリーを発表した。研究成果は、米国科学アカデミー発行の機関誌『PNAS』(米国科学ア…詳細を見る -
ボルグワーナー、HEV、PHEV用の排熱回収システムを開発――排ガスの熱を利用し燃費を8.5%改善
米ボルグワーナーは2018年7月31日、北米の大手自動車メーカー製の自動車向けに、ハイブリッド車(HEV)用およびプラグインハイブリッド車(PHEV)用に開発した排熱回収システム(EHRS)の生産を、今年から開始すると発…詳細を見る -
可視光を髪の毛の5000分の1の空間に閉じ込める――10倍以上の効率で水分解・水素発生できる光電極を開発
北海道大学は2018年7月31日、可視光を厚さ約30nmの空間へと効率的に閉じ込める光電極の開発に成功したと発表した。全可視光の85%以上を吸収可能で、従来の電極と比べて10倍以上となる効率で光エネルギーを化学エネルギー…詳細を見る -
東芝インフラシステムズの永久磁石同期電動機を搭載した車両が韓国で運行開始
東芝インフラシステムズは2018年7月31日、同社が納入した永久磁石同期電動機(PMSM)を採用した釜山交通公社の新型車両5編成(40両)の運行が開始されたと発表した。同車両は、韓国で初めてのPMSM搭載車両だという。 …詳細を見る -
東大、室温で巨大な磁気熱電効果を示す磁性金属を開発――無毒で低コストな発電への応用に期待
東京大学は2018年7月31日、理化学研究所などとの研究グループが、室温で巨大な磁気熱電効果「異常ネルンスト効果」を示す磁性金属Co2MnGaの開発に成功したと発表した。Co2MnGaは、これまでの最高値の10倍以上大き…詳細を見る -
身につけるだけで発電するデバイスも――温度差5℃で動作する熱電発電素子を開発
早稲田大学らの研究チームは、物質に温度差をつけると起電力が生じる「ゼーベック効果」を利用して温度差5℃で発電するマイクロ熱電発電素子を開発したと発表した。従来の構造を見直し、既存の半導体集積回路の製造技術を利用することで…詳細を見る