アーカイブ:2019年 1月
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自然のタンパク質膜を使った人工光合成による水素生産――設計の美はシンプルであること
再生可能エネルギーに関する研究を行うアメリカのエネルギー省(DOE)国立アルゴンヌ研究所では、植物の光合成を応用して水素を生産する研究が行われている。 光合成プロセスには、葉緑体のチコライド膜に埋め込まれたタンパク…詳細を見る -
スマホアプリ「ボケて」「TVer」の生みの親。アプリとリアルをつなぐエンジニア集団を率いるプログラマー社長――ブレイブソフト 菅澤英司氏
ブレイブソフト 代表取締役CEO/CTOの菅澤英司氏は、大学時代にアプリ開発のアルバイトをしながら独立できるレベルの技術力と営業力を身に付け、卒業と同時に起業。スマートフォンの登場直後からアプリ開発を手がけ、ボケて(bo…詳細を見る -
金の5倍の強度を持つ金箔、金ナノ粒子とセルロースの自発結合で作成
大阪府立大学は2019年1月25日、金ナノ粒子(AuNP)と植物由来セルロースナノファイバー(CNF)の自発結合を利用し、金の5倍の強度を持つ金箔を作成する技術の開発に、同大大学院工学研究科の椎木弘准教授らの研究グループ…詳細を見る -
電子相関が強い場合でも電子移動度が高いディラック半金属を発見――理研と東大
理化学研究所(理研)は2019年1月25日、東京大学と共同で、電子間に働くクーロン相互作用(電子相関)が極めて強い場合でも、電子の移動度が極めて高い「ディラック半金属」の状態が、ペロブスカイト型結晶構造を持つイリジウム酸…詳細を見る -
ケースレスで軽量化に寄与する構造バッテリー――人間の関節もドローンのバッテリーも「軟骨」が鍵
ミシガン大学は2019年1月10日、ドローンの両翼や電気自動車のバンパーなどにエネルギーを蓄積できる「構造バッテリー」のプロトタイプを開発したと発表した。開発された構造バッテリーは電解質が「軟骨」に似た固体素材で、固い金…詳細を見る -
基準値7倍のPM2.5、深刻な大気汚染が労働生産性を低下させるという結果に
大気汚染が我々の健康に及ぼす影響については広く知られているが、経済に与える影響も少なくないことが明らかになった。シンガポール国立大学(NUS)の研究チームは2019年1月3日、中国のいくつかの工場ではアメリカ環境基準の約…詳細を見る -
2025年には機械の仕事量が52%となり、人間の仕事量を上回る――世界経済フォーラム
近年、AI(人工知能)や機械学習の進化で、われわれの働き方が変わりつつある。世界経済フォーラムのレポート「The Future of Jobs(仕事の未来)2018」によると、2025年には機械による仕事量が人間の仕事量…詳細を見る -
ヘイズ・ジャパン、調査結果に基づき日本のライフサイエンス業界の現状を報告――人材不足に伴い、高いスキルを有するプロフェッショナルへの需要が急増
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは2019年1月24日、採用動向レポート「インサイドストーリー」のライフサイエンス編を公開したと発表した。 同社はライフサイエンス業界の現状について、依然多くの人材…詳細を見る -
日立金属ネオマテリアル、リチウムイオン電池用クラッド端子を開発――リチウムイオン電池の信頼性向上、工数削減、軽量化に貢献
日立金属ネオマテリアルは2019年1月24日、アルミニウム/銅(Al/Cu)クラッド材を加工したクラッド端子を開発したと発表した。クラッド端子は、過酷な環境下で使用される車載用リチウムイオン電池(以下、LIB)の接続信頼…詳細を見る -
重希土類フリーの埋込磁石型モーターを開発――レアアースの使用を抑えて性能向上
ジェイテクトは2019年1月24日、重希土類を用いないことでレアアースの使用を抑え、さらに独自技術で製造工程を簡略化し、製品性能を向上させた埋込磁石型モーター(IPMモーター)を開発したと発表した。 焼結磁石を用い…詳細を見る