カテゴリー:ニュース
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グラフェンナノフレークに特殊な量子干渉を発見――スピントロニクスデバイスへの応用も
イタリアのScuola Internazionale Superiore di Studi Avanzati(SISSA)のMassimo Capone研究員らの研究グループは、六角形のナノ構造を持つグラフェンフレーク(…詳細を見る -
情報量は宇宙トンネルの断面積――京大、ミクロな情報量を計算する新たな幾何学的公式を発見
京都大学は2018年4月11日、量子ビット(量子情報の基本単位)の「Entanglement of Purification」(純粋化量子もつれ)と呼ばれる情報量を計算する新しい幾何学的公式を発見したと発表した。公式は「…詳細を見る -
50%の消費電力で4倍の処理速度――7nmプロセスを使用したビットコインマイニング専用ASICチップ
TRIPLE-1は2018年4月11日、7nmプロセス技術を使った仮想通貨ビットコイン用のマイニング向けASICチップ「KAMIKAZE」をテープアウト(半導体製造工程における設計完了)したと発表した。2018年8月にサ…詳細を見る -
繊維径20μmでも高い耐摩耗性――高性能液晶ポリエステルモノフィラメントを開発 東レ
東レは2018年4月11日、繊維径20μmという細繊度でありながら、高い耐摩耗性を実現した高性能液晶ポリエステル(LCP)モノフィラメントを開発し、その製糸技術を確立したと発表した。高い強度や弾性率といったLCP繊維の優…詳細を見る -
ダ・ヴィンチのスケッチは正しかった? 量子乱流のユニークな構造を発見
大阪市立大学と慶應義塾大学は2018年4月10日、極低温状態で発生する量子乱流の発達に伴い、常流体の速度分布が大きく変形することを発見したと発表した。 乱流の発生メカニズムや特徴について、理学や工学などの分野で数多…詳細を見る -
物理学の未解決問題を解くカギになるかーー偏光した電磁場が電子に与える影響、OISTが実験で確認
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年4月10日、二次元平面上の電流を測定し、さらにマイクロ波の偏光を変化させることで偏光が電子の動きに影響を及ぼすことを示したと発表した。今回の発見が「偏光した電磁波の影響を受け…詳細を見る -
GSアライアンスが量子ドットをポリエチレン樹脂に混合ーー樹脂複合体を世界で初めて産業化
GSアライアンスは2018年4月10日、ペロブスカイト型量子ドットをポリエチレン樹脂に混合して、量子ドット樹脂複合体(マスターバッチ)を作成したと発表した。産業化としては世界初だという。量子ドットは基本的に溶液中に分散し…詳細を見る -
摂取した食品を常時監視できる――歯に貼れるパッシブRFセンサーを開発
タフツ大学工学部の研究チームが、歯に直接装着して、糖分や塩分、アルコールの摂取量等の情報を送信できる小型センサーを開発した。将来的には、栄養分や化学成分、生理的状態など広範囲なデータが取得できると期待されている。研究成果…詳細を見る -
安定性が大幅に向上――ペロブスカイト太陽電池向け新素材開発 東大
科学技術振興機構は2018年4月9日、東京大学の研究グループが、安定性を大幅に向上させたペロブスカイト太陽電池向け新素材を開発したと発表した。 ペロブスカイト太陽電池は、印刷で作製できるため製造コストの大幅削減が可…詳細を見る -
片面2層配線構造のメタルメッシュフィルムを開発――フレキシブルタッチパネルの機能向上に貢献
TANAKAホールディングスは2018年4月9日、同社の事業会社田中貴金属工業が、片面2層配線構造のタッチセンサー用メタルメッシュフィルムを開発したと発表した。スマートフォンのタッチパネルなどの用途で、高画質化、薄型化、…詳細を見る