カテゴリー:技術ニュース
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芝浦工大、水素を検知するセンサーをフレキシブルな素材に低温環境で形成できる技術を開発
芝浦工業大学は2018年11月20日、光エネルギーを利用することで、従来よりも低温環境で、水素を検知する薄膜を柔軟性がある素材に形成する技術を開発したと発表した。同技術は、水素ステーションや工場などで、大気中のわずかな水…詳細を見る -
乾いた大気から水を絞り出せ――造水技術コンテスト「Water Abundance XPRIZE」の優勝者が決定
様々な分野でコンテストを開催するXPRIZE財団は2018年10月22日、希薄な大気から清浄な水を効率良く得る技術に関するコンテスト「Water Abundance XPRIZE」の優勝者を発表した。Water Abun…詳細を見る -
NIMS、鋭角でも散乱せずに電磁波を伝送できる「トポロジカルLC回路」を開発――電子デバイスの小型化に貢献
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年11月19日、直角や鋭角の経路でも電磁場が散乱を受けずに伝送される「蜂の巣状トポロジカルLC回路」の作製に成功したと発表した。 形状が変化してもそれに影響されない「トポロジ…詳細を見る -
GEの新型「Affinity」エンジン、超音速プライベートジェットの実現に近づく
GEは、ビジネスジェット用の超音速エンジン「Affinity」を発表した。Affinityは、軍用超音速エンジンの経験と商用機に求められる信頼性を融合させたもので、海上での超音速飛行、陸上での亜音速飛行の間で、バランスの…詳細を見る -
約130年ぶりに変わる「キログラム」、原器に頼らず物理定数を基にした定義へ
産業技術総合研究所は2018年11月16日、フランスで11月13~16日に開催された第26回国際度量衡総会において、質量の「キログラム」、物質量の「モル」、熱力学温度の「ケルビン」、電流の「アンペア」という基本4単位の定…詳細を見る -
東工大、1nmほどの粒子を触媒にした高活性酸化反応を開発――原子19個の白銀で従来比50倍の活性に
東京工業大学は2018年11月16日、有機溶媒を使わずに粒径1nmほどの極微小なナノ粒子(サブナノ粒子)を触媒にして、酸素を酸化剤とする炭化水素の酸化反応を開発したと発表した。原子数19個の白金ナノ粒子を用いたところ、既…詳細を見る -
有機系強誘電体プライザッハモデルの実体を観測――円筒状ナノ構造がヒステリシスを示す
スウェーデンのリンショーピング大学(LiU)とアイントホーフェン工科大学の研究チームが、有機系強誘電体の分極ヒステリシスの物理モデルの実体解明に成功した。幾つかの分子の積層により生成される円筒状集団が、プライザッハモデル…詳細を見る -
Rolls RoyceがIntelと連携し、自動運転船を建設
Rolls-RoyceとIntelは2018年10月15日、「知的認識(IA:Intelligent Awareness)」と呼ばれる技術を使った、船舶の高度インテリジェント航行システムの実現に向けて協業すると発表した。…詳細を見る -
大阪大、導電材料を圧力分布センサーに変える新技術を開発――触覚センサーの低コスト化、自由な設計が可能に
大阪大学は2018年11月14日、一般的な導電材料を用いた圧力分布の計測技術を開発したと発表した。 人とロボットが共存する社会では、ロボットは触覚センシング(圧力分布の計測)を備え、力加減を操ることで、人への過剰な…詳細を見る -
OIST、フォトルミネッセンスを示し、明るさも制御できる新しい銅錯体を発見
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年11月7日、銅を有機分子と組み合わせた、フォトルミネッセンスを示す新しい金属錯体を発見したと発表した。この金属錯体は、有機分子のサイズを変えることで光の明るさを制御できるとい…詳細を見る