カテゴリー:技術ニュース
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大阪府立大、高感度で柔らかいpHセンサーを開発――絆創膏のような装着型ウェアラブルパッチ開発に道
大阪府立大学は2018年11月13日、世界で初めてフレキシブルフィルム上にCCD構造を作製することに成功したと発表した。また、これを用いて、汗のpH値を通常のpHセンサーの4倍の高感度で計測できる柔らかいウェアラブルデバ…詳細を見る -
バッテリーを使わずに使用履歴をWi-Fi送信できる3Dプリントデバイス
米ワシントン大学の研究チームは、義手などアシスティブ・テクノロジー(支援技術)向けに、バッテリーや電子機器を使用せずに使用履歴をワイヤレスで保存・送信できる3Dプリントデバイスを開発したと発表した。研究成果は2018年1…詳細を見る -
理研、1ナノメートルの電気二重層の状態を詳細に測定できるシステムを開発――電気化学デバイス等への応用に期待
理化学研究所(理研)は2018年11月12日、電気化学反応における固体/液体界面の電気二重層を真空中に取り出して精密に測定できる複合システムを開発したと発表した。 固体電極と電解質溶液の固体/液体界面で進む電気化学…詳細を見る -
粘弾性流体の流れは波状の表面付近でどう変わるか、OISTが実証
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年11月9日、粘弾性流体が起伏のある波状の表面をどのように流れるかを実証したと発表した。 油や水のようなニュートン流体の場合、波状の表面などに接触すると、均一だった流れは…詳細を見る -
損傷した神経を修復後、体内に吸収される電子医療用デバイス
ノースウェスタン大学とセントルイス・ワシントン大学医学部の研究者は、インプラント可能な生分解性のワイヤレスデバイスで、神経の再生を促進し、損傷した神経の治癒を改善する、生体吸収性のある電子医療デバイスを発表した。 …詳細を見る -
銅酸化物の高温超伝導のメカニズム解明へとつながる発見
米ハーバード大学の研究チームは、銅酸化物の高温超伝導体の根底にあるメカニズムを発見したと発表した。結晶中の特定の化学結合の強さと超伝導への転移温度に相関があるとし、高温超伝導体の材料開発に役立つ可能性がある。研究成果は、…詳細を見る -
自動車や飛行機のボディを電池に変える――「二刀流」カーボンファイバーの可能性
スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームが、カーボンファイバー(CF:Carbon Fiber)を自動車のボディ素材として使用し、かつリチウムイオン電池のバッテリー電極として活用する研究を明らかにした。CFを構造用…詳細を見る -
燃焼時のCO2ゼロに加え、NOx排出を都市ガスバーナー以下に低減――トヨタ自動車、工業利用を目的とした世界初の汎用水素バーナーを開発
トヨタ自動車は2018年11月8日、工業利用を目的とした汎用バーナーとしては世界初となる、水素を燃料とするバーナー(以下、水素バーナー)を、中外炉工業の協力により新開発し、同日より愛知県豊田市の本社工場鍛造ラインに導入し…詳細を見る -
剛性と振動吸収性を併せ持つ新材料を開発――交通手段の快適性向上の可能性
イギリスのサリー大学機械工学科のBetar Gallant准教授らが2018年10月1日、金属と同じくらい硬いにも関わらず、強い振動に耐えられる柔軟性を併せ持つ新材料を開発したと発表した。この革新的な材料は自動車製造業界…詳細を見る -
高効率で熱を電気に変換する新物質を発見――無毒で資源豊富なシリコンがベース 大阪大と日立
大阪大学は2018年11月7日、日立製作所と共同で、室温から100℃付近までの低温域で高い熱電変換出力因子を示す新物質、イッテルビウムシリコンゲルマニウム(YbSiGe)を発見したと発表した。 熱電発電技術は、小型…詳細を見る