カテゴリー:技術ニュース
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カルシウムイオン電池の実現へ指針立つ――電解液に水添加で反応が高速化
豊橋技術科学大学は2018年12月7日、電解液に水を添加しその構造を変化させることで、リチウムイオンに比べ非常に緩慢とされるカルシウムイオンの動きを高速化できることを、同大電気・電子情報工学系の研究チームが発見したと発表…詳細を見る -
宇宙空間でボーズ・アインシュタイン凝縮体の生成に成功
独ライプニッツ・ハノーファー大学らの研究チームは、初めて宇宙空間で原子気体からボーズ・アインシュタイン凝縮体(Bose-Einstein condensates、BEC)を生成することに成功した。同時に、BECを用いて微…詳細を見る -
新しいエネルギー源となるか――バクテリアとグラフェンを組み合わせた「発電キノコ」
米スティーブンス工科大学の研究チームは、光合成をするバクテリアと導電性グラフェンをホワイトマッシュルームに3Dプリントすることで、「発電キノコ」を作り上げたと発表した。研究成果は2018年11月7日付けの『Nano Le…詳細を見る -
鉛フリーで融点270℃以上の高温はんだ材料を開発――高温特性が要求される製品の鉛フリー化に貢献 広島大
広島大学は2018年11月28日、融点が270℃以上で機械特性に優れた高温系鉛フリーBi系はんだ材料を開発したと発表した。 [caption id="attachment_36595" align="alignce…詳細を見る -
眼病を治癒するコンタクトレンズ――高い治癒効果を備えた細胞を張り付けた強膜レンズを開発
クイーンズランド大学の研究者らは2018年11月1日、眼球表面の創傷を治療する「絆創膏」として機能するコンタクトレンズを開発したと発表した。これまで難しかったタイプの角膜治療などへの応用が期待されている。 同大のヘ…詳細を見る -
従来比で最大7倍の蛍光強度を達成――京大ら、次世代の指向性白色光源の開発に成功
京都大学は2018年12月6日、スタンレー電気と共同して、次世代型の指向性白色光源開発に成功したと発表した。 現在普及している白色LEDは、青色LEDと青色を吸収して黄色に光る蛍光体の組み合わせからなり、吸収されな…詳細を見る -
太陽エネルギーを長期保存する――光化学反応を利用した太陽熱貯蔵システムを開発
スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、太陽エネルギーを最長18年貯蔵できる液体材料を使った太陽熱貯蔵システムに関する最新の研究成果を発表した。2018年8月20日の『Energy & Environmenta…詳細を見る -
ミノムシの糸の産業化技術を開発――クモの糸を凌駕する強度を持つことが明らかに 興和と農研機構
ミノムシの糸が弾性や強度などでクモの糸を超える 興和と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は2018年12月5日、ミノムシの糸にクモの糸やカイコのシルク以上の有用性を見出し、その産業化を可能にする技術開発に成…詳細を見る -
マツダ、バイオエンプラを用いた新意匠2層成形技術を開発――低環境負荷かつ高い質感
マツダは2018年12月5日、低環境負荷で高い質感を実現できるバイオエンジニアリングプラスチックを用いた新意匠2層成形技術を開発したと発表した。同技術による自動車内装意匠部品の試作品を、12月6日から東京ビッグサイトで開…詳細を見る -
熱による高速、高効率な磁極制御に成功――MRAMやAIハードウェアの低消費電力化に期待 阪大など
大阪大学、産業技術総合研究所(産総研)、科学技術振興機構(JST)は2018年12月3日、ナノサイズの磁石の磁極の向きを熱によって高速/高効率に制御することに成功したと発表した。 情報通信機器の低消費電力化のため、…詳細を見る