カテゴリー:海外ニュース
-
細胞の遺伝子をコーディング――ウイルス耐性を備えた人工細菌の開発に成功
ケンブリッジ大学の研究チームは、遺伝子に組み込んだ指示に従って自然界には存在しない構成要素から人工ポリマーを作る能力を備えた細胞の開発に成功した。生分解性プラスチックや医薬品など新しいポリマーの開発につながる可能性がある…詳細を見る -
より安全で長寿命の全固体電池は、電極-電解質界面の原子配列がカギ
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームは、全固体二次電池の性能と寿命の向上につながる研究結果を発表した。電極-電解質界面の原子配列と電池性能の相関を直接評価し、界面積の最小化がカギだとしている。詳細は、202…詳細を見る -
共鳴トンネル現象で従来の100倍以上のエネルギー変換効率――レクテナを使った環境発電
米コロラド大学の研究チームは、電子が壁を通り抜けるのと同じような量子効果を利用して光レクテナのエネルギー変換効率を劇的に高める方法を発見した。研究成果は、5月18日付で『Nature Communications』に掲載…詳細を見る -
航空機エンジンの騒音をヘアドライヤー並みに――エアロゲル超軽量防音材料を開発
英国バース大学の研究チームが、航空機エンジンなど様々な分野で発生する騒音レベルを最大16dB低減できる超軽量材料を開発した。酸化グラフェン(GO)とポリビニルアルコール(PVA)から構成され、多数の気泡を含むエアロゲル材…詳細を見る -
ドイツで初の3Dプリント製住居が完成間近
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州北東部ベックム市で建設が進められていた、ドイツ初の3Dプリント住宅が完成間近と伝えられている。 2階建ての戸建て住宅で総床面積は160平方メートル。断熱材入りの3層構造の壁…詳細を見る -
ユニークな逆くさび型ボディ――米Kelekonaが40人乗りeVTOLのコンセプトを提案
ニューヨークを拠点とするスタートアップのKelekonaは、乗客40人を一度に運べる大型eVTOLエアバスのコンセプトを発表している。実現すれば、ロサンゼルスからサンフランシスコまでの約530kmを1時間で移動できるとい…詳細を見る -
地球温暖化を防止する手法を考案――エアロゾル粒子で太陽熱を遮断
米国海洋大気庁NOAAの化学研究所を中心とする国際研究チームが、エアロゾル粒子を成層圏に効率的かつ経済的に散布させる手法を考案した。成層圏で太陽光を反射して地表に降り注ぐ日射を削減することを狙う。近年、地球温暖化を抑制す…詳細を見る -
従来の燃焼エンジンに代わり得る、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジン――部品数20個でメンテナンスも最小限
イスラエルのAquarius Enginesは、2021年5月18日、燃料電池を必要とせず、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジンを発表し、テストに成功したと明かした。 現在、世界中の政府が脱化石燃料に向…詳細を見る -
GMとLockheed Martin、完全電動のムーンバギーの計画を公表
General Motors(GM)とLockheed Martinは2021年5月26日、NASAのArtemis計画に向けた月面車を共同で開発すると発表した。 Artemisは、人類を再び月へと送り込み、様々な…詳細を見る -
海面上数メートルを高速で飛行する「シーグライダー」を開発――低コストで高速移動を実現
アメリカ・ボストンを拠点とするベンチャーのREGENTは、海面上数メートルを290km/hで超低空飛行する電気式の「シーグライダー」を開発中であると発表した。同社は、将来シーグライダーが、沿岸都市間の移動手段として最良の…詳細を見る