カテゴリー:海外ニュース
-
太陽光と微生物を使って空気から作り出す食用「単細胞タンパク質」――大豆より10倍収穫量が多いという試算
ドイツのマックスプランク分子植物生理学研究所(MPI-MP)の研究チームは、人口増加に伴う自然破壊や食料危機への対策として、太陽光と微生物を使って空気から作り出す「単細胞タンパク質(SCP)」の実用性を見積もった。大豆な…詳細を見る -
電動パワーボートの速度記録に挑戦するカタマランボート「Fulgura I」
電動船外機の製造販売を手掛けるカナダの「Vision Marine Technologies」は2021年6月15日、米フロリダのパワーボートビルダー「Hellkats Powerboats」とパートナーシップを結び、電…詳細を見る -
水素を燃料にする電気推進式旅客機「ELEMENT ONE」
シンガポールのHES Energy Systemsが開発中の「Element One」は、超軽量燃料電池と分散型電気航空推進システムを装備した乗客4名のリージョナル航空機だ。航続距離は、燃料の貯蔵形態(気体/液体)によっ…詳細を見る -
コンピューターチップの発熱を抑制――高い熱伝導度をもつ熱マネジメント材料を開発
UCLAの研究チームが、新たな半導体材料を高出力コンピューターチップに組込むことにより、チップの発熱を抑制してコンピューターの性能を高める可能性を示すことに成功した。コンピューターの過熱を防ぎ、エネルギー効率を顕著に向上…詳細を見る -
リチウムイオン電池の内部をリアルタイムで観察可能な低コストの画像処理技術を開発
ケンブリッジ大学の研究チームが、リチウムイオン電池の内部を観察し、電池の充放電に伴ってリチウムイオンが移動する様子をリアルタイムで追跡できる、実験室ベースで低コストの技術を開発した。研究者らは、この技術を用いて充電速度を…詳細を見る -
3Dプリンティングにより60日で製造可能なロケット「Terran R」――2段式で完全再利用可能
アメリカのロケットベンチャー企業「Relativity Space」は2021年6月20日、3Dプリンターで製造して再利用可能なロケット「Terran R」の計画を発表した。 Terran Rは高さ66メートル、直…詳細を見る -
新型コロナの感染を検出できるフェイスマスクのプロトタイプを開発
MITとハーバード大学の研究チームは、着用者がボタンを押すだけで、90分以内に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっているかを診断できるマスクのプロトタイプを開発した。マスクには使い捨ての小さなセンサーが埋…詳細を見る -
プログラマー向けのAIアシスタント――書きかけのコードを解析して続きを提案する「GitHub Copilot」
GitHubは2021年6月29日、AIを活用したプログラミング支援機能「GitHub Copilot」を公開した。専用ウェブサイトに登録することにより、テクニカルプレビュー版を順次受け取ることができる。 GitH…詳細を見る -
ボタン1つで飛行機に変形――空飛ぶ車「AirCar」が都市間飛行に成功
スロバキアのKlein Visionは2021年6月28日、開発中の空飛ぶ車「AirCar」が2都市間の飛行に成功したと発表した。AirCarはボタン1つで車にも飛行機にも変形できる空陸両用車で、試験飛行の後に翼を折りた…詳細を見る -
大気中から年間100万トンのカーボンを固定するカーボン回収施設
地球温暖化対策として大気中の二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct Air Capture)技術の研究開発が進む中、イギリスでは大規模なDAC施設の建設が計画されている。 イギリスのCarbon Engine…詳細を見る