カテゴリー:海外ニュース
-
ボディと電池を一体化する「構造体電池」を開発――バッテリーの重量を実質ゼロに
脱炭素社会の実現を目指し、自動車、船舶、航空機などのゼロエミッション化が求められている。これらの乗り物を電動化する上での課題のひとつが電池の重量だ。 電池重量の課題の解決に向けて、スウェーデンのチャルマース工科大学…詳細を見る -
皮膚から放出される熱を捉え、ウェアラブルデバイスに電力を供給する小型発電機を開発
ハルビン工業大学の研究チームは、人間の皮膚から放出される熱を電力に変換する小型で柔軟なデバイスを開発した。リストバンド型のウェアラブルデバイスを作製し、手首の熱からLEDライトにリアルタイムで電力を供給できることを確認し…詳細を見る -
米海軍駆逐艦、250マイル離れたターゲットをドローンで攻撃
米太平洋艦隊第3艦隊は、サンディエゴ沖で行われた演習において、駆逐艦から発射した対艦ミサイルを見通し距離を大きく越える250マイル(約400km)先の標的に命中させることに成功した。 「Unmanned Integ…詳細を見る -
人間の10倍の仕事ができる、ポリマーベースの人工筋肉を開発
米ノーザンアリゾナ大学(NAU)の研究チームは、柔軟で低コスト、高効率の人工筋肉を開発した。ねじれたパスタのような形のアクチュエータは、人間の骨格筋をしのぐ性能も見せた。ソフトロボットや歩行ロボットのほか、外骨格や義肢と…詳細を見る -
スペースコロニーのエネルギー源になる「人工葉」を開発――生きた藻類を3Dプリント
オランダのデルフト工科大学の研究チームは、光に当てるだけで簡単にエネルギーを生成できる新しい「人工葉」を開発した。生きた藻類そのものを3Dプリントすることで、宇宙空間など植物が通常育たない環境でも、持続可能なエネルギー生…詳細を見る -
核融合ベンチャー企業、プラズマ温度1億度のマイルストーンに近づく
核融合炉開発を進めるイギリスのベンチャー企業「Tokamak Energy」は2021年3月29日、球状トカマク装置「ST40」のファーストプラズマの写真を公開し、今後数カ月での1億度の核融合温度の達成に向けて順調に進ん…詳細を見る -
完全にリサイクル可能なプリンテッドエレクトロニクスを開発
米デューク大学の研究チームは、世界で初めて完全にリサイクル可能なプリンテッドエレクトロニクスを開発した。将来、電子機器廃棄物の削減に貢献することが期待される。研究成果は、4月26日付で『Nature Electronic…詳細を見る -
プログラミング時の脳活動に関する研究――言葉や数学とは異なる領域が反応
プログラミングの学習は、新しい言語を学ぶことに似ている。新しい記号や用語、使い方の決まりがあり、他者にも理解できるように明確に記述する必要があるからだ。では、言語能力に長けた人ほどプログラミングスキルが高いのだろうか? …詳細を見る -
スペースプレーン「Dream Chaser」着陸に関する着陸施設使用契約を締結――2022年にISSへの貨物輸送ミッションを予定
米Sierra Nevada Corporation(SNC)は、2021年5月4日、同社のスペースプレーン(航空機型宇宙船)「Dream Chaser」着陸に関する打ち上げ着陸施設使用契約を、フロリダ州政府の航空宇宙産…詳細を見る -
三体問題への新しいアプローチ――数世紀にわたる未解決問題に対する統計論的解法
「三体問題」は、空間において重力相互作用する3個の物体の動きを予測する問題。物理学や天文学の問題を理解するための本質的な課題として、ニュートン以来3世紀以上にわたり、世界的な物理学者、天文学者、数学者などの心を捉えてきた…詳細を見る