カテゴリー:海外ニュース
-
流体力学によって銃殺事件での血痕の謎を解明――物理学的な理解が科学捜査に役立つ
流体物理学の観点から、貫通する弾丸によって起こる血しぶきがどのように飛散するかについて考察した理論とその実験結果が発表された。この研究はイリノイ大学シカゴ校とアイオワ州立大学によるもので、2021年4月20日付で『Phy…詳細を見る -
反射率98.1%の「最も白い」塗料を開発――塗るだけで冷却効果を発揮
米パデュー大学の研究チームは、太陽光の98.1%を反射し、かつてないほど白いペンキを開発した。見た目が白いだけでなく、放射冷却効果もあるため、建物の壁に塗って表面温度を下げることができる。ヒートアイランド現象や地球温暖化…詳細を見る -
人の汗から電気を作る、和紙を基板としたウェアラブルバイオ燃料電池を開発
東京理科大学の四反田功准教授率いる研究グループは、人の汗から発電する高出力のウェアラブルバイオ燃料電池を開発した。 人々の健康指向の高まりや、高齢化社会の進行に伴い、健康管理用バイオセンサーの必要性が増している。バ…詳細を見る -
電圧を制御して液体金属を変形させる手法を開発――アルファベットや記号も表現できる
映画『ターミネーター2』に登場する液体金属ロボットのように、自在に変形できる液体金属の開発と用途の探求は、さまざまな研究機関で進められている。特に導電性の液体金属であるガリウム-インジウム共晶(EGAIn)は高い導電性を…詳細を見る -
街中を飛行する最新ホバーボードの動画を公開
「ホバーボード」といえば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に登場した未来のスケートボードを思い出す人も多いだろう。ロサンゼルスのクリエーターHunter Kowald氏は、プロペラのついたホバーボードを開発し、路…詳細を見る -
MIT、材料の内部構造画像から応力とひずみを計算するAIツールを開発
MITの研究チームが、材料の内部構造の幾何形状画像を用いて、材料中に発生する応力とひずみを推定するAIツールを開発した。敵対的生成ニューラルネットワーク(GAN:Generative Adversarial Neural…詳細を見る -
米軍、最新の対空防御システムの発射テストを開始
米陸軍は、新しい短距離防空システムである「M-SHORAD」システムのテストを開始した。 米陸軍は、対空防御を高度と兵器の範囲によって、終末高高度防衛(THAAD)、高・中高度防空(HIMAD)、短距離防空(SHO…詳細を見る -
Appleが聴覚研究結果を公表――25%が基準超えの環境音にさらされ、10%はヘッドホン音量が大き過ぎる
3月3日は世界保健機関(WHO)が制定した「国際耳の日」だ。そこで難聴ケアなどの啓蒙活動が大々的に展開されている。WHOは、2050年までに世界で7億人を超える人々が深刻な難聴に直面すると見込んでいる。 米Appl…詳細を見る -
南カリフォルニアの高校生、ローコストな家庭用の地震早期警報装置を開発
南カリフォルニアの高校3年生が、家庭や企業で地震の早期警報を発報する低コストの地震計を発明した。発明者であるVivien He氏は「この地震計は、スマート煙探知機のように家庭の安全装置として定着する可能性がある」と語る。…詳細を見る -
萎縮型加齢黄斑変性で視力を失った人向けのバイオニックビジョンシステム
仏Pixium Visionが開発したバイオニックビジョンシステム「Prima System」が、「HealthTech Award 2020」のBest Product/Deal部門を受賞した。HealthTech A…詳細を見る