カテゴリー:電気・電子系
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5nm限界説が覆った——史上最小、ゲート長1nmのトランジスタを開発
物理学の法則に基づけば、トランジスタのゲート長は5nmが限界だという。実際、市販されている最高級のトランジスタでもゲート長は20nmだ。にもかかわらず、米エネルギー省ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)の研究チー…詳細を見る -
日産、「NOTE e-POWER」を発売――モーター駆動の新しい電動パワートレイン搭載
日産自動車は2016年11月2日、新しい電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したコンパクトカー「NOTE e-POWER」を発売した。e-POWERは、ガソリンエンジンとモーターを融合し、エンジンで発電した電気を使…詳細を見る -
エンジニアのキャリアアップは小さな試行錯誤を積み重ねた先にある――白光 望月俊和氏
60カ国以上で使用されているHAKKOのはんだこて。人工衛星から家電製品まで、ものづくりの最前線で活躍するエンジニアに愛されている。 そのはんだこてを長年開発している白光 R&Dセンター商品開発2課 課長の望月俊和…詳細を見る -
走行しながら200kWでEV充電――Solstin.orgが提案するワイヤレス急速充電システム
現在、道路に埋め込んだ送電設備からEVへワイヤレスで充電するシステムが盛んに研究開発され、一部実用化も始まっている。この分野では道路に埋設した送電用コイルから車両に搭載した受電用コイルへと給電する電磁誘導方式が主流だが、…詳細を見る -
宇部エクシモ、高周波基板向け液晶ポリマー銅張積層板「エクシラム-L」を量産化
宇部エクシモは2016年10月26日、高周波基板向け液晶ポリマー銅張積層板「エクシラム-L」の量産化に成功したと発表した。低誘電率、低誘電正接が特徴の液晶ポリマーフィルムと低粗度の銅箔をラミネートし、通信速度の高速化に対…詳細を見る -
東北大学、太陽熱光起電力発電システムで世界トップレベルの発電効率を実現
東北大学は2016年10月25日、幅広い波長を含む太陽光を、太陽電池に最適な波長の熱ふく射に変換して発電する太陽熱光起電力発電システムで、5.1%の発電効率を達成したと発表した。この発電効率は、世界トップレベルだという。…詳細を見る -
京セラ、光ドップラー効果を利用した小型血流量センサを「第2回IoT/M2M展」に出展
京セラは2016年10月25日、「第2回IoT/M2M展」(10月26日~28日・千葉・幕張メッセ)に、光ドップラー効果を利用して、皮下組織内の血流量を測定する光学式血流量センサを参考出展することを発表した。 この血流…詳細を見る -
“ムーアの法則の限界”を克服――同じ回路で異なるタスクを処理する非線形カオス型集積回路
ノースカロライナ州立大学の研究グループが、より少数のトランジスタで多数の機能を実行可能にする新しい非線形カオス型集積回路を開発した。この集積回路は同じ1つの回路で異なるタスクを実行できるため、トランジスタの数を増やさずと…詳細を見る -
シリコン・トランジスタに比べ1.9倍の電流特性を示すカーボン・ナノチューブトランジスタ
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、溶液プロセスを用いて1インチ四方の基板上にカーボン・ナノチューブ(CNT)配列を堆積させたCNTトランジスタの試作に成功した。最先端のシリコン・トランジスタを凌駕する電流特性…詳細を見る -
太陽電池と液体電池を直結——太陽光で電池を即時充電可能に
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、太陽光発電で得た電力を液体電池の電解液に直接送ることで即座に充電する装置を開発した。大容量のエネルギー貯蔵とコスト削減が見込まれるため、大規模な電力グリッドへの活用が期待され…詳細を見る