カテゴリー:電気・電子系
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シリコン・トランジスタに比べ1.9倍の電流特性を示すカーボン・ナノチューブトランジスタ
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、溶液プロセスを用いて1インチ四方の基板上にカーボン・ナノチューブ(CNT)配列を堆積させたCNTトランジスタの試作に成功した。最先端のシリコン・トランジスタを凌駕する電流特性…詳細を見る -
太陽電池と液体電池を直結——太陽光で電池を即時充電可能に
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、太陽光発電で得た電力を液体電池の電解液に直接送ることで即座に充電する装置を開発した。大容量のエネルギー貯蔵とコスト削減が見込まれるため、大規模な電力グリッドへの活用が期待され…詳細を見る -
ナノテクノロジーを活用した高電気容量で環境にも優しい酸電池型発電システム
MTエネルギー&ソリューションズは2016年10月18日、ベルギーのカーボンナノチューブ製造会社Nanocyl SA、およびナノベルと共同で、マグネシウム電極に特化した新電極技術、および薄膜カーボンナノチューブ空気電極を…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池世界市場、2020には約5倍に拡大——矢野研調査
矢野経済研究所(矢野研)は2016年10月17日、車載用リチウムイオン電池(LiB)世界市場についての調査結果を発表した。さらに同調査結果を基に、2015年は3万MWh程度だった車載用LiB世界市場が、2020年には1…詳細を見る -
富士通のCMOSミリ波信号源回路、時速100kmで対向する車両の検知を可能に
富士通研究所は2016年10月13日、76~81GHzの広帯域にわたって高速で周波数を変調できるCMOSミリ波信号源回路を、先進運転支援システム(ADAS)搭載車両などの車載レーダー向けに開発したと発表した。同回路を実装…詳細を見る -
レアメタルを使わずスピントロニクスデバイス開発を可能にする研究成果を発表
慶應義塾大学理工学部の安藤和也准教授らは、スピントロニクス技術において、これまで不可欠とされてきたレアメタルではなく、自然酸化させた銅を用いることで、その性能を飛躍的に向上させることができたと発表した。科学技術振興機構(…詳細を見る -
千葉工大と産総研など、600℃の高温環境で動作する不揮発性メモリを開発
千葉工業大学工学部機械電子創成工学科の菅洋志助教は、産業技術総合研究所の内藤泰久主任研究員、物質・材料研究機構の塚越一仁主任研究者と共同で、白金ナノギャップ構造を利用して600℃でも動作する不揮発性メモリ素子をはじめて開…詳細を見る -
初代iPhoneでガジェットに興味を持ち、車載オーディオ開発からリファレンスボード「GR-PEACH」のソフトウエア開発担当に――ルネサス エレクトロニクス 加藤大樹氏
ルネサス エレクトロニクスでは現在、アイデアとエレクトロニクスをつなげるプロジェクト「がじぇっとるねさす(GADGET RENESAS)」を展開している。同プロジェクトでは、ものづくりに興味を持つ人のコミュニティーを支援…詳細を見る -
福島大学、インクジェット印刷で厚さ53ミクロンの結晶シリコン太陽電池を作製
福島大学は2016年10月5日、インクジェット印刷によって高精度の電極の形を描くことにより、厚さ53ミクロンの結晶シリコン太陽電池を作製したことを発表した。 53ミクロンは新聞紙よりも薄く、曲げることが可能。薄くす…詳細を見る -
8月期の世界半導体売上高、ここ3年で最も高い前月比成長率を達成
米Semiconductor Industry Association(SIA)は2016年10月3日、8月期の世界半導体売上高が前月比で見て2013年5月以来最も大きな成長を遂げ、前年同月比で見ると1年2カ月ぶりに上昇…詳細を見る