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取り込む分子に応じて蛍光が大きく変化――溶媒蒸気の識別が可能な新しい分子集合体材料を作成
筑波大学は2018年2月21日、東京工業大学、京都大学と独ハイデルベルク大学との共同研究で、π共役デンドリマーから形成する多孔性マイクロ結晶の作成に成功したと発表した。今後は新しい分子識別材料としての応用が期待できるほか…詳細を見る -
不均一なナノ組織を持つ合金の方が優れた力学特性――京大、高強度・高延性のハイ・エントロピー合金を作製
京都大学は2018年2月19日、不均一なナノ組織(ヘテロ・ナノ組織)を持つ高強度・高延性のハイ・エントロピー合金の作製に成功したと発表した。試験片で計測したところ、均一なナノ組織を持つ合金よりも優れた力学特性を示したとい…詳細を見る -
ナノ合金の結晶構造を自由に制御する手法を、京大、九大などが開発 革新的材料の創製に期待
京都大学、九州大学および高輝度光科学研究センター(JASRI)による研究グループは2018年2月6日、ナノ合金の画期的な構造制御法を開発したと発表した。金とルテニウムのナノ合金について、その合成方法を工夫し、同一組成でも…詳細を見る -
京大、ハロゲン化金属ペロブスカイト半導体の新たな光学特性を発見
京都大学は2018年2月5日、ハロゲン化金属ペロブスカイト半導体の一種であるメチルアンモニウム塩化鉛の光学特性をレーザー光による発光測定によって解明し、新たな特性を発見したと発表した。 ハロゲン化金属ペロブスカイト…詳細を見る -
京大、量子計算の本体とチェックを分離し計算結果を効率的に事後チェックする方法を開発
京都大学は2018年1月22日、同大学基礎物理学研究所の森前智行講師らの研究グループが、量子計算の結果の正しさを効率的に事後チェックできる方法を開発したと発表した。科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業におけ…詳細を見る -
東大ら、超伝導ギャップの「ノード」の消失を発見――より高い温度での超伝導実現に期待
東京大学は2018年1月18日、同校の研究グループが京都大学と共同で、鉄系超伝導体FeSeの「超伝導ギャップ」の符号が反転する「ノード」の観測に成功したと発表した。その結果、FeSeの「電子ネマティック秩序」のドメイン境…詳細を見る -
京大と筑波大、超高密度移動体通信を可能にする円偏光テラヘルツ光源を開発
京都大学と筑波大学は2018年1月4日、高温超伝導体を用いた超伝導テラヘルツ光源デバイスから、最大99.7%の円偏光度をもつテラヘルツ電磁波の発生に成功したと発表した。 テラヘルツ帯の電磁波は、高速無線通信、空港で…詳細を見る -
京大、IoT時代に向け100万チャネル以上の超多重化を可能とする通信方式を提案
京都大学は2017年12月27日、同大学の研究グループが、IoT(Internet of Things)時代を目指した100万チャネル以上の超多重化を可能とする通信方式を提案し、その実現性を明らかにしたと発表した。同研究…詳細を見る -
京大、観測により量子多体状態を制御する技術を確立
京都大学は2017年12月25日、周囲の環境との相互作用によるエネルギーや粒子の出入り(散逸)が量子相転移に与える影響を観測することに、世界で初めて成功したと発表した。「見られている」という観測の効果が、巨視的な量子現象…詳細を見る -
京大、半導体ナノ粒子が光を電子へ変換する過程を解明――太陽電池や光検出器の高効率化に期待
京都大学は2017年12月14日、同大学の研究グループが、半導体ナノ粒子が光を電子へ変換する過程を解明したと発表した。 半導体ナノ粒子は、化学合成によって作られるナノメートルサイズの微結晶である。高い発光効率を示す…詳細を見る