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気体を安全に高圧化できる高圧反応装置を開発――不活性な気体資源の有効活用に前進 名古屋大学
科学技術振興機構は2019年8月25日、名古屋大学の研究グループが、安全かつ高圧での化学反応が可能な気体の高圧反応装置を開発したと発表した。 一般的に、化学反応は高濃度、高温なほど反応が速くなるために、加熱による反…詳細を見る -
放射光でセラミックス内部の欠陥観察に成功――高信頼性部材の製造が可能に 東工大ら
東京工業大学は2019年8月23日、高輝度光科学研究センター、長岡技術科学大学と共同でセラミックスの内部に存在する亀裂状欠陥の3次元構造を高解像度で観察することに成功したと発表した。 高輝度光科学研究センターが開発…詳細を見る -
材料組織をナノスケールで制御して高強度/高延性マグネシウム合金を実現 京都大学
京都大学は2019年8月23日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、材料組織をナノスケールで制御することによって、高強度と高延性を併せ持つ軽量マグネシウム合金の作製に成功したと発表した。 マグネシウムは軽量高強…詳細を見る -
食物繊維を使用したカーボンナノチューブの精製に成功――産業応用に向けた半導体型カーボンナノチューブの安価な分離法を開発 名大ら
名古屋大学は2019年8月21日、同大学の研究グループが林原との共同研究で、林原が開発した新規の水溶性食物繊維である「イソマルトデキストリン」を用いた水系2相抽出(ATP)法により、半導体型カーボンナノチューブ(CNT)…詳細を見る -
「働いた後のビールはうまい」効果を実験的に証明――報酬を得るための努力がその報酬の価値を高める脳の働きを発見 玉川大
玉川大学脳科学研究所は2019年8月20日、報酬を得るためのコストがその報酬の価値を高めることを実験で示すとともに、その脳メカニズムを明らかにしたと発表した。 物の価値とは、その物から得られると予測される報酬の量を…詳細を見る -
汎用元素のみで構成する熱電発電モジュールを開発――材料費を大幅削減、希少・毒性元素を含まず、低温度域で発電可能 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年8月21日、物質・材料研究機構(NIMS)、アイシン精機、茨城大学と共同で、環境調和性に優れる鉄-アルミニウム-シリコン系熱電材料を使った熱電発電モジュールを世界…詳細を見る -
ストリームデータを一切止めずにロスレス圧縮できるLSIを開発――圧縮の消費電力が従来比1/30に NEDOとストリームテクノロジ
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と筑波大学発ベンチャーのストリームテクノロジは2019年8月20日、センサーやデバイスから流れ続けるデータ(ストリームデータ)を一切止めずに連続的にロスレス圧縮できる技術「L…詳細を見る -
カシューナッツの殻から無色透明なフレキシブル材料を開発――人体や環境に有害な化合物を使わず、室温でフィルムや樹脂などに形成可能 東京農工大
東京農工大学は2019年8月20日、非可食でほぼ廃棄処分されるカシューナッツの殻から得られる天然植物油(カシューオイル)から、材料形成時にホルムアルデヒドや重金属触媒などの環境や人体に有害な化合物を使用しないバイオベース…詳細を見る -
世界最薄/最軽量のノイズ低減機能付き生体計測回路を開発 産総研など
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月16日、大阪大学産業科学研究所と共同で、世界最薄/最軽量となる生体計測用の差動増幅回路の開発に成功し、ノイズの少ない高精度の心電計測を実証したと発表した。 研究では、有機…詳細を見る -
新開発の電子顕微鏡で原子の振動を波として捉えることに成功――ナノデバイス用の材料評価に新たな道 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月13日、ウィーン大学、ローマ・ラ・サピエンツァ大学、日本電子と共同で、新開発の電子顕微鏡を用いて、従来よりも2桁以上向上した空間分解能で、物質の最も基本的な性質の一つである原子…詳細を見る