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グラフェン超伝導材料の原子配列を解明――薄くて柔らかい、原子スケールの2次元超伝導材料の開発に新たな道 東大ら
東京大学、早稲田大学、日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構の研究グループは2019年11月14日、これまで未解決だった超伝導を示す炭素原子層物質グラフェンとカルシウムの2次元化合物の原子配列を「全反射高速陽…詳細を見る -
海水中で何度も使える強力な接着剤を開発――イガイやフジツボの分泌物を模倣 北海道大
北海道大学は2019年11月13日、海洋付着生物を模倣することで、海水中で迅速かつ強力に接着可能な可逆性接着剤を開発したと発表した。 イガイやフジツボなどの海洋付着生物は、結合タンパク質という接着剤を分泌することで…詳細を見る -
離散事象を伴うモデル予測制御の高速アルゴリズムを開発――2足歩行ロボットなどの性能を限界まで引き出すことが可能に 京都大学とトヨタ
京都大学は2019年11月12日、トヨタ自動車と共同で、制御対象に状態やシステムの不連続な変化(離散事象)を伴う実時間最適制御(モデル予測制御)を可能にする高速アルゴリズムを開発したと発表した。 刻々と変化する状…詳細を見る -
ペロブスカイトLEDの発光効率を約4倍に向上させることに成功――次世代型ディスプレイ開発が加速、医療や通信分野にも貢献 九州大学など
九州大学は2019年11月12日、擬二次元ペロブスカイトLEDの発光効率を約4倍に向上させることに成功したと発表した。金属ハライドペロブスカイトに添加物を加えて作る擬二次元ペロブスカイトの発光過程を詳細に解析し、適切な添…詳細を見る -
柔らかい基板上に形成したスピン素子が実用レベルの性能を発揮することを実証――新たな産業応用展開に期待 大阪大学など
大阪大学は2019年11月11日、東京大学および村田製作所と共同で、柔らかいプラスチック基板(フレキシブル基板)上に形成したトンネル磁気抵抗素子が、硬い半導体シリコン基板上に形成した素子と同等以上の性能をもつことを実証し…詳細を見る -
単層カーボンナノチューブの成長にガドリニウム添加触媒の有効性を確認 早稲田大学ら
早稲田大学は2019年11月8日、Istituto Officina dei Materiali(イタリア)と共同で、これまで単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の成長に有効とされていたアルミナ(Al2O3)下地上の鉄…詳細を見る -
熱電特性と導電性原子間力顕微鏡観察を組み合わせた新可視化手法を開発――次世代情報記憶素子の開発を加速 北海道大学ら
北海道大学は2019年11月8日、釜山大学校と共同で、電流と磁性で情報記憶する素子用の材料における電気化学酸化反応の可視化に成功したと発表した。 研究グループは2013年、比較的低温(200℃)でもSrCoOX薄膜…詳細を見る -
シリコンナノ粒子のみで高出力な全固体電池用負極電極体を実現――全固体リチウム二次電池の高容量化への貢献に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年11月7日、市販のシリコンナノ粒子を用い「スプレー塗工法」で作製したシリコンナノ粒子電極体が、全固体電池中で高い出力特性とサイクル特性を示すことを見出したと発表した。 シリ…詳細を見る -
電磁ノイズの起源を物理的に解明、ノイズレス回路設計を可能に――電磁ノイズを定量化するための理論を考案 大阪大学
大阪大学は2019年10月31日、同大大学院基礎工学研究科大学院生の神野崇馬氏と木虎秀二氏、土岐博特任教授、阿部真之教授の研究グループが、電気・電子回路内に発生する電磁ノイズ現象を定量化するための理論を考案し、その発生メ…詳細を見る -
厚さ10nmの極薄有機半導体結晶膜ウェハーを簡便な印刷法により作製――実用レベルの均一性と信頼性を達成 東京大学
東京大学大学院新領域創成科学研究科は2019年11月5日、簡便な印刷法を用いて、厚さ10nmの極薄有機半導体単結晶膜ウエハーを作製したと発表した。今回の成果により、安価に大量生産可能なIoTデバイスの開発が期待されるとい…詳細を見る