タグ:研究
-
小型宇宙機用通信セキュリティ技術の実証実験に成功――事前に鍵共有することで情報理論的安全性を達成 NICTなど
情報通信研究機構(NICT)は2019年7月10日、インターステラテクノロジズ及び法政大学と共同で、小型衛星/小型ロケット用通信セキュリティ技術の実験回路を開発し、実証実験に成功したと発表した。なお、同実験では、開発した…詳細を見る -
スイマーの周りの水流の立体的可視化に成功――ドルフィンキックで速く泳ぐ秘訣は足裏の渦 筑波大と新潟医療福祉大
筑波大学と新潟医療福祉大学は2019年7月9日、キック泳(水中ドルフィンキック)でスイマーが素早く優雅に泳ぐための秘訣が、足裏の渦の作り方とその扱い方にあることを、キック泳中のスイマー周りの水の流れを3次元的に可視化する…詳細を見る -
ミミズの筋肉を用いた生体組織バルブを開発――電気刺激不要、化学刺激のみで動作 理研と東京電機大
理化学研究所は2019年7月8日、東京電機大学と共同で、ミミズの筋肉組織を用いて化学刺激だけで動作する小型の弁(バルブ)を開発したと発表した。 体内埋込み型装置や環境発電などの分野においては、特に小型化に加えて、外…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池ミニモジュールで世界最高20.7%の変換効率を達成――再生可能エネルギーの導入拡大に大きく貢献 東大
東京大学は2019年7月4日、高性能低コスト太陽電池として、世界的な研究開発競争が進められているペロブスカイト太陽電池(Perovskite Solar Cell、PSC)で、20%を超える高い変換効率のペロブスカイト太…詳細を見る -
充放電による劣化を抑制した亜鉛空気二次電池用電解質を開発――ポストリチウム大容量電池の実現へ貢献 産総研と京大
産業技術総合研究所(産総研)は2019年7月4日、京都大学と共同で充放電による劣化を抑制した亜鉛空気二次電池用電解質を開発したと発表した。今後は、高容量で長寿命の亜鉛空気二次電池実現への貢献が期待できるとしている。 …詳細を見る -
可視光を利用して水を分解する酸硫化物光触媒を世界で初めて開発――微粒子状のためスプレー塗布法なども適用可能 NEDOとARPChemなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)は2019年7月3日、東京大学や信州大学などと共同で、可視光で水を水素と酸素に分解する酸硫化物光触媒を開発したと発表した…詳細を見る -
窒化ガリウムマイクロLEDの発光効率を5倍に高効率化――加工損傷が極めて少ない中性粒子ビームエッチング技術で作製 産総研と東北大
産業技術総合研究所(産総研)と東北大学は2019年7月3日、微小な窒化ガリウムLEDの高効率化技術を開発したと発表した。 マイクロLEDはサイズが数μm~数十μmの微小なLED(発光ダイオード)で、これを高密度に配…詳細を見る -
「常識はずれ」な光触媒を開発――太陽光で水と酸素から過酸化水素を高効率合成 大阪大学
大阪大学は2019年7月2日、太陽光照射下で水と酸素ガス(O2)から過酸化水素(H2O2)を合成する新規光触媒として、レゾルシノール-ホルムアルデヒド(RF)光触媒樹脂を開発したと発表した。同大学によると今回の研究成果は…詳細を見る -
反射率を従来の1/10以下に抑えた高耐久性偏光シートを開発――新たに開発した厚膜ナノ印刷技術により実現 産総研など
産業技術総合研究所は2019年7月1日、従来よりも耐久性、透明性が高く、しかも反射率を抑制したワイヤーグリッド偏光シートを開発したと発表した。 今回の開発は、菱江化学、東海精密工業、伊藤光学工業との共同によるものだ…詳細を見る -
北大、観測ロケット「MASER14」打ち上げ――炭素質宇宙ダストの核生成過程を解明する微小重力実験を実施
北海道大学は2019年6月28日、スウェーデン宇宙公社の観測ロケット「MASER14」を用いて、炭素質宇宙ダストの核生成過程の解明のための微小重力実験を実施したと発表した。ロケットの弾道飛行による微小重力環境を利用して、…詳細を見る