タグ:研究
-
世界初、半導体プラスチック材料でイオン交換現象を発見――イオンで電子を制御して金属性プラスチックを実現 東大
東京大学は2019年8月29日、同大学の研究グループが世界で初めて、水の浄化やタンパク質の抽出/精製に使用される「イオン交換」が半導体プラスチック(高分子半導体)でもナノメートルサイズの隙間を用いて可能であることを明らか…詳細を見る -
結晶の構造欠陥の新しい除去法を発見――規則的配置を持ったホウ素結晶を世界で初めて実現 大阪大など
大阪大学は2019年8月27日、ロシア高圧研究所、ロシア原子核研究所、ドレスデン工科大学と共同で、結晶の構造欠陥に対する有効な除去方法を発見したと発表した。 半導体は、欠陥を制御することで正と負の両方の電子を持たせ…詳細を見る -
1g程度と軽量かつ無音で駆動する伸縮性小型ポンプを開発――ソフトロボットの進化に期待 芝浦工業大など
芝浦工業大学は2019年8月28日、電気通信大学、スイス連邦工科大学ローザンヌ校と共同で、電気で駆動する伸縮性小型ポンプを開発したと発表した。このポンプは、柔軟/軽量(1g程度)/無音で、従来のポンプと同等の出力を示すと…詳細を見る -
高硬度、高耐摩耗性、耐食性に優れた炭化物強化マルテンサイト鋼を開発――課題の耐食性を銅の微量添加により克服 東北大学
東北大学金属材料研究所は2019年8月27日、スーパーエンプラ製品の射出成形用材料として、高硬度、高耐摩耗性、耐食性を兼ね備える鉄鋼材料を開発したと発表した。炭化物強化マルテンサイト鋼の弱点だった耐食性を銅(Cu)の微量…詳細を見る -
50nm台の波長分解能を持つ分光型赤外線センサーを開発――熱ふく射の波長分布が未知の物体でも、非接触で真温度計測可能に NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年8月26日、物質の熱ふく射を波長分解するとともに、飛来する方向を絞って検出できる多波長型 (分光型) の赤外線センサーを開発したと発表した。同センサーは50nmの波長分解能と±1…詳細を見る -
全方向に連続的に移動可能な「円形断面形クローラー」を開発――不安定な接地面でも向きを変えずにスムーズに移動可能 NEDOと東北大学
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年8月26日、東北大学と共同で、全方向(360度方向)への連続移動が可能な円形断面形クローラーの開発に世界で初めて成功したと発表した。 車椅子や移動型ロボット…詳細を見る -
気体を安全に高圧化できる高圧反応装置を開発――不活性な気体資源の有効活用に前進 名古屋大学
科学技術振興機構は2019年8月25日、名古屋大学の研究グループが、安全かつ高圧での化学反応が可能な気体の高圧反応装置を開発したと発表した。 一般的に、化学反応は高濃度、高温なほど反応が速くなるために、加熱による反…詳細を見る -
放射光でセラミックス内部の欠陥観察に成功――高信頼性部材の製造が可能に 東工大ら
東京工業大学は2019年8月23日、高輝度光科学研究センター、長岡技術科学大学と共同でセラミックスの内部に存在する亀裂状欠陥の3次元構造を高解像度で観察することに成功したと発表した。 高輝度光科学研究センターが開発…詳細を見る -
材料組織をナノスケールで制御して高強度/高延性マグネシウム合金を実現 京都大学
京都大学は2019年8月23日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、材料組織をナノスケールで制御することによって、高強度と高延性を併せ持つ軽量マグネシウム合金の作製に成功したと発表した。 マグネシウムは軽量高強…詳細を見る -
食物繊維を使用したカーボンナノチューブの精製に成功――産業応用に向けた半導体型カーボンナノチューブの安価な分離法を開発 名大ら
名古屋大学は2019年8月21日、同大学の研究グループが林原との共同研究で、林原が開発した新規の水溶性食物繊維である「イソマルトデキストリン」を用いた水系2相抽出(ATP)法により、半導体型カーボンナノチューブ(CNT)…詳細を見る