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磁石を伝わる磁気の波をトポロジーで分類――表面波の安定性のメカニズムを解明 原子力機構など
日本原子力研究開発機構は2019年5月29日、東京大学と共同で磁石を伝わる磁気の波を位相数学(トポロジー)を用いて分類し、表面波が持つ安定性を説明することに世界で初めて成功したと発表した。 現在、情報機器では主に電…詳細を見る -
OIST、古典的なフラクトンモデルがホログラフィーの特性を通して重力と関係することを発見――重力をシミュレーションできる可能性も
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年5月29日、フラクトンモデルと呼ばれる古典的なモデルが、ホログラフィーの特性を通して重力と関係があることを明らかにしたと発表した。 重力はニュートンに発見された後も、ア…詳細を見る -
蓄電池の電流密度分布をリアルタイムに非破壊で画像診断するシステムを開発――全数検査により安全性が向上 Integral Geometry Scienceと神戸大
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年5月29日、Integral Geometry Scienceと神戸大学が共同で、蓄電地の電流密度分布をリアルタイムかつ非破壊で画像診断できるシステム「FOCUS…詳細を見る -
高品質なペロブスカイト薄膜の汎用性の高い成膜手法を開発――ペロブスカイト薄膜の大面積塗工が可能に 京都大学
京都大学は2019年5月28日、独自開発の高純度化前駆体材料を用いた汎用性の高い塗工プロセスで、高品質なペロブスカイト薄膜が作製できることを発見したと発表した。同手法により、再現性良く高い光電変換効率を示す太陽電池セル(…詳細を見る -
新規の暖色白色LED用蛍光体を開発――ガラス中にオレンジ色と青~緑色に発光する2種類の蛍光体結晶を均一に析出 京都大学
京都大学は2019年5月28日、ガラスの結晶化技術を用いた新規白色LED用蛍光体の開発に成功したと発表した。この蛍光体は現在普及している蛍光体より演色性が高く、高耐熱性でハイパワー光源への適用が可能な材料の開発が期待され…詳細を見る -
3300V級シリコンIGBTのスイッチングを、従来の3分の1の5Vで制御することに成功 東京大学など
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年5月28日、NEDOプロジェクトにおいて、東京大学生産技術研究所を中心とする研究グループが、3300V級シリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のスイ…詳細を見る -
マグネシウム二次電池に適した新たな電極材料を開発 東京理科大
東京理科大学は2019年5月24日、マグネシウム二次電池のカソード候補となる岩塩型物質の合成に成功したと発表した。 マグネシウム二次電池はエネルギー密度が高くかつ毒性も低いことから、現在主流のリチウムイオン電池に代…詳細を見る -
磁場を相殺する新構造のレンズを組み込んだ電子顕微鏡を開発――磁性材料の原子観察に成功 東大ら
東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構と日本電子は2019年5月24日、試料上の磁場を打ち消す新構造の対物レンズを組み込んだ電子顕微鏡を開発したと発表した。これを用いて、ほぼ磁場のない状況で原子の直接観察に成功すると…詳細を見る -
大型GaNウェハを高速検査――ODPL法を応用した検査技術で時短の実現へ 東北大学
東北大学多元物質科学研究所は2019年5月24日、小島一信准教授、秩父重英教授、浜松ホトニクスの池村賢一郎氏が共同で、分光技術に基づく半導体ウェハ検査技術を新たに開発したと発表した。この技術は、窒化ガリウム(GaN)ウェ…詳細を見る -
窒化ガリウムに注入した微量元素の分布と電気的状態をナノスケールで可視化――窒化ガリウムデバイス量産化に向けて大きく前進 NIMSと富士電機
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年5月22日、富士電機と共同で、窒化ガリウム(GaN)に注入した微量なマグネシウム(Mg)の分布や電気的状態を、ナノスケールで可視化することに世界で初めて成功したと発表した。今回開…詳細を見る