タグ:学術
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水飲み鳥がヒント――水だけで発電する発電機を開発
香港理工大学と華南理工大学の研究チームは、科学を利用した古典的な玩具に着想を得て、水の蒸発で電子機器を駆動する発電機を開発した。水の蒸発を利用した従来技術と比べて、はるかに高い100V以上のエネルギー出力が可能だ。研究成…詳細を見る -
雪かき不要――自己発熱して雪を溶かすコンクリートを開発
アメリカのドレクセル大学の研究チームが、コンクリートに相変化材料「PCM(phase change material)」を導入することによって、温度が氷点下に近づくとコンクリート自体を自発的に暖めて、表面上の雪や氷を溶か…詳細を見る -
同じ電荷の粒子が引きつけ合うことがあるという実験結果――これまでの常識を覆す事実を発見
同じ電荷を帯びた粒子は互いに反発するだけでなく、引きつけ合うことがあると実験で判明した。この研究は英オックスフォード大学によるもので、2024年3月1日付で『Nature Nanotechnology』に掲載された。 …詳細を見る -
ヒートガンでいつでもデザインを変えられる――MIT、熱活性化型糸を使った衣服「4D Knit Dress」を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)のSelf Assembly Labとハイテク・アパレルメーカーMinistry of Supply(MOS)は、熱で活性化する糸を利用して瞬時にデザインやフィット感を変えることができる…詳細を見る -
コストを70%低減する両面太陽電池パネルを開発
英サリー大学とケンブリッジ大学、中国科学院などの共同研究チームが、太陽光を両面から取り込んで発電できる、両面太陽電池パネルを開発した。両面パネルは、コストをかけずに既存片面パネルより効率良く発電可能だ。 同研究成果…詳細を見る -
自己修復可能な正極を持つ実用的な固体リチウム硫黄電池の開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校が率いる研究チームは、高い電気伝導度と自己修復能力を持つ正極材料を開発し、従来の課題を克服した実用性の高い固体リチウム硫黄電池を提案した。 同研究成果は2024年3月6日、「Natu…詳細を見る -
安全性、コスト、性能のバランスが取れたナトリウム電池――発火の危険性を低減、リチウムとコバルト不使用で環境にも優しい
米テキサス大学オースティン校は2月29日、同大学を中心とする研究チームが、安価で豊富にある材料を使用して、火災の危険性を大幅に減らした新しいナトリウム電池を開発したと発表した。スマートフォン、ノートパソコン、電気自動車(…詳細を見る -
MIT、核融合向けに高温超電導磁石の試験結果を発表
マサチューセッツ工科大学(MIT)のプラズマ科学・核融合センター(MIT PSFC)とCommonwealth Fusion Systems(CFS)が、20テスラの磁場強度を達成した大型磁石の、設計から性能評価に関する…詳細を見る -
NYU、虫歯の80%を予防し50%の進行を止める予防法を検証
ニューヨーク大学(NYU)の研究チームは、小学生を対象とした大規模臨床試験において、フッ化ジアンミン銀(SDF)が効果的で安価な虫歯予防法となることを明らかにした。既存の虫歯の悪化を防ぐこともできる。研究成果は、『JAM…詳細を見る -
医療インプラント向けに、ワイヤレスで2種類の電力供給源を持つ装置を開発
ペンシルベニア州立大学の研究チームは2024年2月20日、医療用インプラントにワイヤレスで電力を供給できる充電装置を開発したと発表した。同装置は、磁場と超音波の両方から同時にエネルギーを効率良く捕集できる。 同研究…詳細を見る