タグ:学術
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英リバプール大、リチウムイオンを急速に伝導する固体材料を発見――安全性とエネルギー容量を向上、持続可能な新電池へ
リチウムイオンを急速伝導する固体材料が発見された。構成元素が地球上に豊富に存在する無害な元素であるこの新材料は、持続可能な電池の新しい方向性を切り開くものだという。この研究は英リバプール大学を中心とした研究チームによるも…詳細を見る -
皮膚を透過して皮膚がんを早期発見するテラヘルツバイオセンサー
皮膚がんを高い感度で検出できる、テラヘルツ波を利用したバイオセンサーが開発された。ロンドン大学クイーン・メアリー校とグラスゴー大学との共同研究による成果は、がんの早期発見に大きな進歩をもたらす可能性がある。研究成果は『I…詳細を見る -
オーストラリアの科学者、3Dプリントで強固なチタン合金メタマテリアルを開発
オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームは2024年2月26日、3Dプリンティングを使い、一般的なチタン合金を素材として、これまでになく強固な性質を有する、人工材料「メタマテリアル」を作製するこ…詳細を見る -
中国科学院、熱音響冷凍技術の効率を従来の2.7倍に改善――エネルギー消費効率1.12を達成
中国科学院理化技術研究所(Technical Institute of Physics and Chemistry)の研究チームは、熱駆動型熱音響冷凍機(HDTR)について、冷却効率を従来の2.7倍に改善する新たなデバイ…詳細を見る -
貼るだけで肝不全がわかる――MIT、臓器の硬さ変化をセンシングする超音波ステッカーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)を中心とする研究グループが、体内の臓器の硬さを継続してモニターできる、小型のウェアラブル超音波ステッカーを開発した。ステッカーを皮膚に貼るだけで、肝不全や腎不全、固形がんの進行など、病気…詳細を見る -
反応速度が10万倍に――MIT、微小電流で触媒反応を加速する手法を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、有機合成反応に汎用的に用いられている酸による熱化学触媒において、数百mVの比較的小さな電位を負荷することにより反応速度を最大10万倍に高めることに成功した。汎用化学品の原…詳細を見る -
ナノダイヤモンドをコーティングした涼しく過ごせる衣服の開発
豪ロイヤルメルボルン工科大学の研究チームは2024年2月15日、涼しく快適に過ごせる衣服を開発するため、ナノダイヤモンドをコーティングした布地を作製したと発表した。 同研究成果は2023年10月28日、「Polym…詳細を見る -
市販の義肢に組み込むだけ――腕や脚を切断して失った人が温度を感じられるようにするデバイス
市販の義肢に組み込むと、装着者が触れたものの温度を感知できるようになるデバイスが開発された。この研究はスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)とイタリアの聖アンナ大学院大学(SSSA)を中心とした研究チームによるもので…詳細を見る -
地熱を利用したクリーンで安価な二酸化炭素回収手法を開発
オハイオ州立大学の研究チームが、クリーンで安価な地熱エネルギーを用いて、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する技術を開発した。研究成果は、『Environmental Research Letters』誌に2023年…詳細を見る -
バイオインクを使い、成長し機能する脳組織の3Dプリントに成功
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、3Dプリンティングによる機能性脳組織の作製に世界で初めて成功した。この3Dプリント脳組織は、典型的な脳組織のように成長し、機能することが可能だ。アルツハイマー病やパーキンソン…詳細を見る