タグ:東北大学金属材料研究所
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スズ添加が生体インプラント材用チタン合金の欠点を解決する理由を明らかに 東北大
東北大学金属材料研究所の岡本範彦准教授、市坪哲教授らは2024年5月16日、スズ(Sn)の添加が、生体インプラント材用チタン(Ti)合金の硬くてもろい欠点を解決する理由を明らかにしたと発表した。Ti元素―β安定化元素(V…詳細を見る -
数学のトポロジー概念で高周波の新型音響導波路を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2023年1月4日、数学分野のトポロジーの概念をもとに、物質の表面に特殊な音波の導波路を開発したと発表した。この導波路は、超低消費電力の表面弾性波デバイスの開発につながることが期待される。 …詳細を見る -
東北大発の「センダスト合金」から薄膜を作製 超高感度磁気センサーへの応用に期待
東北大学は2022年6月17日、センダスト(FeAlSi)合金の軟磁気特性の発現機構を解明し、世界で初めて優れた軟磁気特性を示すセンダスト合金薄膜を作製することに成功したと発表した。開発したセンダスト薄膜は、超高感度スピ…詳細を見る -
生体骨に近い特性を持つ新規のCoCr系生体用金属材料を開発 東北大学ら
東北大学大学院工学研究科の許皛助教らの研究グループは2022年5月19日、同大金属材料研究所、日本原子力研究開発機構、J‐PARCセンター、チェコ科学アカデミーと共同で、骨との高い力学的親和性と耐摩耗性を両立させた新規の…詳細を見る -
水素が金属を弱くする仕組みをナノスケールで観察する手法を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2020年6月4日、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、水素が金属の内部構造に影響を与えている様子の経時変化をナノスケールで観察する手法を開発したと発表した。 水素は金属の強度を低下させるこ…詳細を見る -
二酸化炭素を吸着してスピン状態を変化させる金属錯体を開発
東北大学は2020年4月16日、熊本大学と共同で、二酸化炭素を吸着してスピン状態を変化させる金属錯体の開発に成功したと発表した。室温で選択的に二酸化炭素を吸着し、吸着前後で異なるスピン状態を示すコバルト(II)錯体を合成…詳細を見る -
磁場が超伝導を強化する——東北大、従来と異なる超伝導発現メカニズムを解明
東北大学金属材料研究所は2017年2月21日、ウラン化合物強磁性体(UCoGe)の超伝導発現メカニズムを解明したと発表した。極限環境下で物性実験を実施し、UCoGeでは磁場によって超伝導が強化されることを明らかにしたとい…詳細を見る -
イオンの出入りで磁性状態をON-OFF、通電不要のイオン制御型電磁石を東北大が開発
東北大学金属材料研究所は2017年1月13日、金属錯体からなる分子性格子材料へのイオンと電子の出入りを制御することで、磁性状態のON-OFFスイッチが可能な新たな電磁石の開発に成功したと発表した。この電磁石では一度スイッ…詳細を見る