タグ:物質・材料研究機構
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窒化ガリウム(GaN)ウエハー全面の「ゆがみ」をすばやく詳細に可視化――NIMSが新手法を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年5月16日、窒化ガリウム(GaN)半導体の直径2インチウエハー結晶面の「ゆがみ」を、ウエハー全面を一度に、しかも数10μmの空間分解能で可視化する新たな評価手法を開発したと発表し…詳細を見る -
NIMS、全固体電池向けシリコン負極の高容量、安定動作に成功――電気自動車の航続距離大幅延伸に期待
物質・材料研究機構は2018年5月14日、ナノ多孔構造を導入したアモルファスシリコン負極膜が高容量で安定動作することを発見したと発表した。 シリコンは、従来の黒鉛負極と比較して重量容量密度で約11倍、体積容量密度で…詳細を見る -
量子スピン液体状態における「スピン-格子デカップリング現象」を世界で初めて観測 物質・材料研究機構と東大
物質・材料研究機構は2018年4月23日、東京大学と共同で、量子スピン液体状態において電子スピン系と格子系の総合作用が極めて弱くなり、スピンが格子から孤立する「スピン-格子デカップリング現象」を、世界で初めて観測したと発…詳細を見る -
ソフトバンクとNIMS、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置を発表――次世代の革新的電池「リチウム空気電池」の実用化に向けて連携
ソフトバンクと物質・材料研究機構(NIMS)は2018年4月11日、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置に関する覚書を締結したと発表した。共同研究の第一弾として、次世代の革新的電池であるリチウム空気電…詳細を見る -
突然壊れるセラミックス、バーチャルテストで高信頼に――強度のばらつきの解析手法を横国大が開発
横浜国立大学は2018年2月27日、セラミックス構造部材特有の強度のばらつきを予測する数値解析手法を開発したと発表した。材料の微視的な組織情報と関連付けることで破壊強度を予測する。このようなアプローチを採った解析手法は、…詳細を見る -
厚さ数分子の2次元有機単結晶ナノシートの大面積成膜に成功 東大など
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月3日、東京大学などと共同で、厚さ数分子単位の2次元有機単結晶ナノシートの大面積化が可能な成膜プロセスを開発したと発表した。 有機半導体は、その柔軟性や簡便な印刷プロセスで…詳細を見る -
鉄系超伝導の起源解明に期待――NIMSや立命館大ら、1111型鉄系超伝導体母物質の電子状態解明
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年2月1日、立命館大学らと共同で、鉄系超伝導体探索のもととなる母物質「CaFeAsF」の電子状態を実験的に解明し、ディラック電子と呼ばれる特殊な電子の存在を確認したと発表した。高温…詳細を見る -
NIMS、高い充放電容量と長いサイクル寿命を両立させる二次電池の負極材料を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年1月25日、酸化マンガンナノシートとグラフェンを分子レベルで交互に重ねた材料を合成し、リチウムやナトリウムイオン二次電池の負極材料として使うことで、従来の2倍以上高い充放電容量と…詳細を見る -
NIMS、高速で圧縮しても壊れにくいマグネシウム合金を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年1月24日、高速で圧縮しても壊れずに変形できるマグネシウム合金の開発に成功したと発表した。市販アルミニウム合金に匹敵する変形能で、自動車などの軽量化への貢献が期待できる。 …詳細を見る -
筑波大ら、有機電子光デバイス用高分子半導体を簡便に合成できる技術を開発 環境負荷も低減
筑波大学は2018年1月5日、同大と物質材料研究機構との共同研究グループが、有機電子光デバイス用高分子半導体を合成するための新技術を開発したと発表した。従来より簡便な上、省資源で環境負荷も小さいという。 有機電子光…詳細を見る